札幌の地下街エリア、どこまで繋がっているのか

北海道札幌市中心部の巨大な地下空間についての概略です。

札幌の地下街マップ

札幌の11の地下街、合計167箇所の出口をプロットしたマップです。
マップは下記URLに公開しています。

札幌の地下空間の「南北の長さ」は約1.9kmあり、直線距離において日本一を誇ります。

北端の札幌駅北口地下歩道から、JR札幌駅、アピア、地下鉄さっぽろ駅、札幌地下歩行空間（チカホ）、地下鉄大通駅、さっぽろ地下街ポールタウンを経て、南端の地下鉄すすきの駅まで続きます。

地下道の南端に位置する地下鉄すすきの駅は「歓楽街すすきのの北端」に位置しており、歓楽街から南側（中島公園方面）へ抜ける地下道はありません。

札幌の地下空間の「東西の長さ」は、約1.26km。

西端の地下鉄大通駅1番出口（大通西5丁目）から、東端の地下鉄バスセンター前駅10番出口まで続きます。
途中、並行する形でさっぽろ地下街オーロラタウンがあります。

札幌大通公園（大通西1丁目〜大通西12丁目）の合計12ブロックの中で、地下出入口があるのは「大通西1丁目〜5丁目」の5ブロック分のみです。
大通西6丁目〜大通西12丁目には、地下歩道はありません。

上で紹介した地下街の他、札幌地下歩行空間（チカホ）から中央警察署・北菓楼札幌本館・日本銀行札幌支店方面へ続く北1条公共地下歩道、地下鉄大通駅から札幌市民交流プラザ・札幌文化芸術劇場（hitaru）へ続く西2丁目地下歩道があります。