9月〜10月
秋の味覚を代表する魚、サンマ。
北海道沖から三陸沖にかけての水揚げが国内全漁獲量の80%を占めており、日本近海では春から夏にかけて北上し、秋には南下することが知られています。
主に動物プランクトンを餌とし、サメやクロマグロなどの大型魚類、クジラ類、海鳥などに捕食されることから、食物連鎖において重要な役割を果たしています。
現代のサンマ漁業では、1947年頃から始まった「棒受網漁法」が主流です。
光に集まるサンマの習性を利用し、集魚灯で群れを誘い一網打尽にしています。
北海道道東海域(えりも岬から東の太平洋とオホーツク海)では、脂ののったサンマが獲れることで知られており、晩夏から秋にかけての需要が高まります。
サンマは塩焼きや刺身、寿司などで楽しまれ、EPAやDHAをはじめとするオメガ3脂肪酸、タウリン、ビタミンDなどの豊富な栄養素を含んでいます。
出典:2020年(令和2年) 北海道水産現勢(水産統計)
順位 | 市町村名 | 数量(t) | 金額(千円) |
---|---|---|---|
1 | 根室市 | 8,732 | 5,077,338 |
2 | 厚岸町 | 2,845 | 1,189,685 |
3 | 釧路市 | 151 | 64,331 |
4 | 浜中町 | 17 | 7,474 |