北海道で雪が降っても傘をささない理由

北海道の雪は乾雪でサラサラしている
路面凍結した雪道では、傘を持つと危ない

北海道の雪は乾雪でサラサラしている

北海道は低気温・低湿度のため、乾雪(かんせつ)になることが多いです。
乾雪はドライスノー、パウダースノーともいいます。

雪質がサラサラしているので、防水加工の服でなくても服の中に雪水が染み込むようなケースがほとんどありません。

屋内に入る前に雪をしっかり手で払えば、問題ないケースがほとんどでしょう。

ただし、湿度が高い日は湿雪(しっせつ)が降ることがあり、この場合は傘がないと服が濡れてしまうため不便です。

下の動画は札幌で降った3月の湿雪です。
雪が水分で重くびしゃびしゃしており、ほとんど積もりません。
さりとて、札幌では普段傘を持ち歩いている人が少ないので、動画内でも傘をさしている人は少ないです。

路面凍結した雪道では、傘を持つと危ない

札幌のような都市部の雪道は、車や人が踏み固めた雪が夜間に凍るため、路面がツルツルしています。

傘をさしていると片手がふさがるため、万が一転倒した際に上手く受け身をとれず、危ないのです。

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