北海道の雪が多い地域と少ない地域

北海道の年間降雪量の地域差は約8m
雪が多い地域はスキー場が多い
人口100万人都市で年間降雪量4m超えは、世界で唯一

北海道の年間降雪量の地域差は約8m

冬は雪がたくさん降る北海道といえど、地域によって降雪量は大きく異なります。

上のグラフは、北海道の主なエリアの月ごとの降雪量をグラフ化したものです。

雪が多い地域は、北海道の中でも標高が高い場所に集中しています。 スキーリゾートとして人気を博す倶知安・ニセコ地域の年間降雪量は「9m」を超えます。
9mというと、建物の3階天井付近相当です。

道北の旭川周辺、富良野や美瑛も降雪量が多い地域です。

その一方で、同じ北海道でありながら、平野部は雪が少ない地域となります。
例えば、道東の帯広や釧路は降雪量が少ないエリアになります。

帯広については、冬の晴天率の高さから「十勝晴れ」という言葉があるほど。

雪が多い倶知安と雪が少ない釧路を比較すると、年間降雪量の差は「約8m」にもなります。

雪が多い地域はスキー場が多い

雪が多い地域ほど、スキー場の数が多くなります。

北海道の各エリアにあるスキー場の数・リゾートの規模を比較すると一目瞭然で、雪が多い道央と道北に集中しています。

北海道のスキー場カタログ

人口100万人都市で年間降雪量4m超えは、世界で唯一

「人口が100万人を超える」かつ「少雪年でも年間降雪量が4mを超える」都市は、世界中で探しても札幌のみです(札幌市 雪学習NEWS No.27より)。

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