ベッセルイン札幌中島公園（すすきの徒歩圏内） Vessel Inn Sapporo Nakajima Park

「ベッセルイン札幌中島公園」は、地下鉄南北線「中島公園」駅から徒歩1分、札幌のライブハウス〈Zepp Sapporo〉へも徒歩1分という“駅前×公園前”の好立地に建つ、全館禁煙のアーバンホテルです。住所は〈札幌市中央区南9条西4丁目1-2／064-0809〉。すすきのへ徒歩圏で、空港・札幌駅への動線もシンプル。夜は街へ、朝は中島公園を散歩してから地下鉄で市内を回遊する——そんなテンポが自然体で組めます。

このホテルの“顔”は朝食。ビュッフェでは日替わりで8種の海鮮が並び、いくらを含む具材を好きにのせる〈海鮮勝手丼〉が名物です。月形町産の熟成黒毛和牛と季節野菜を目の前で焼き上げるライブキッチンなど、海鮮以外の北海道素材も推し。朝から“ちょっと贅沢”を楽しみたい人に刺さるラインアップです。

朝食の運用は6:30〜9:30が基本（変更前は5:30〜）。料金は2024年9月12日以降、宿泊者：大人2,500円／子ども（6〜12歳）1,300円／5歳以下無料に改定。外来利用は混雑時に制限が入る場合があります。早出の観光や出張の前でも無理なく利用できる時間帯です。

客室は機能性重視。全室サータ社製ベッド、加湿機能付き空気清浄機、無料Wi-Fi＆有線LAN、充電口多めの設計、スマートTV（主要VODのログイン視聴可）を標準装備。禁煙一択のクリーンな環境で、連泊やワーケーションでも疲れにくい“基礎体力”があります。

ファミリーには“18歳以下の添い寝無料”が強力。ベビーベッドやお子様用アメニティ、オムツ・おしりふき等のベビー用品も無料提供の用意があり、総額を抑えながら快適性を確保できます。添い寝の朝食は0〜5歳無料、6歳以上は有料（宿泊代金に含まれないため現地精算）という扱いです。

チェックイン／チェックアウトはゆとりの14:00／11:00。到着後に少し休んでから街へ出る、最終日も朝食後に公園を散歩して戻ってくる、といった“余白のある滞在”が組みやすいのが嬉しいところ。

アクセスと駐車も実用的。館内には立体駐車場（普通車24台：高1.55m、ハイルーフ50台：高2.0m）と平面駐車場（普通車2台／中型2台）を備え、先着順。料金は目安で立体1,500円、平面1,700円、中型2,700円／泊。24時間出し入れ可で、1泊の適用は「到着日14:00〜翌11:00」。満車時は近隣駐車場案内となります。車高制限や中型・バイクの予約要件は事前に確認を。

館内サービスは、ラウンジのウェルカムドリンク（14:00〜23:00）やアイスキャンディー（14:00〜21:00）など、ちょっと嬉しい“おもてなし”が光ります。会議室は最大45名までレイアウト対応・1時間2,000円で、少人数の打合せから簡易セミナーまでカバー。出張の拠点としても“痒いところに手が届く”設計です。

客室設備や館内機能の実感値はOTAの記載・レビューにも表れます。Booking.comはエアコン、専用バス、冷蔵庫、電気ケトル、デスク、無料Wi-Fi等の“旅の基本装備”を網羅と整理。Expediaは24時間対応フロント、ランドリー、ビジネスセンター、レンタサイクルなど“便利の粒立ち”を明快にまとめています。

立地は“公園1分×すすきの徒歩圏”という絶妙バランス。二条市場・狸小路・大通公園へは地下鉄＋徒歩で短時間、コンサートやイベント利用ならZeppに歩いて行けるのが強み。朝は公園で深呼吸、夜は海鮮やジンギスカンをはしごして徒歩帰館——という王道ルートが、天候に左右されにくい導線で成立します。

“選び方のコツ”は3つ。①朝食付と素泊まりの総額比較——海鮮勝手丼やライブキッチンの満足度は価格差以上になりやすい、②家族旅は“18歳以下添い寝無料”と子ども朝食の扱いを踏まえ、ベッド幅・台数で客室タイプを最適化、③車利用は立体のサイズ制限と平面の予約要件を事前に確認——満車時の代替Pも想定しておく。これで滞在のストレスはぐっと減ります。

なお、客室数は概ね200室規模（札幌市公式観光サイト表記では196室）。中島公園のグリーンと市街地の利便を両取りできる“しっかり者の拠点”として、観光・出張のどちらにも外しづらい一軒です。予約前には公式と主要OTAで、朝食料金や時間、駐車条件、添い寝・子ども朝食の取り扱いなど、最新の運用を突き合わせるのが実務的です。