トラベロッジ札幌すすきの Travelodge Sapporo Susukino 札幌薄野彩鴻飯店

トラベロッジ札幌すすきのは、札幌市中央区南6条西5丁目12-1に位置する、すすきのエリア中心部のミッドスケールホテルです。最寄りの地下鉄南北線「すすきの」駅から徒歩約3〜5分、東豊線「豊水すすきの」駅から徒歩7分前後、大通駅へも徒歩圏内と案内されており、新千歳空港からは快速エアポート＋地下鉄、または空港連絡バスで「すすきの」停留所下車後徒歩圏というアクセスです。周辺には飲食店やコンビニ、狸小路商店街、二条市場などが集まり、観光・ビジネスどちらの拠点としても使いやすいロケーションにあります。

客室は約17㎡のスーペリアクイーン／スーペリアツインを基本に、高層階から札幌市内の景色を望む「スーペリアシティビュールーム」、クイーン＋シングルベッドで3名まで泊まれる「フレンド＆ファミリー・トリプル」、24㎡の「バリアフリールーム」など、1〜3名利用を中心とした構成です。いずれも清潔感のあるシンプルモダンなインテリアでまとめられ、ベッド下収納や壁側のワークデスクなど、限られたスペースを有効に使えるレイアウトになっています。

各客室には、エアコン、デスク、電気ポット、冷蔵庫、セーフティボックス、薄型テレビ、無料Wi-Fi、専用バスルーム（シャワーブース）を標準装備。シャンプー・リンス・ボディソープ、タオル類、パジャマ（上下セパレート）、ドライヤー、化粧鏡などの基本的なアメニティがそろっており、歯ブラシやカミソリなども用意されています。全室禁煙で、喫煙は所定のスペース利用という運用です。ファミリー向けにはベビーベッドやベビーガードの貸し出し備品も案内されており、小さな子ども連れでも利用しやすい設備構成になっています。

館内設備で特徴的なのが、宿泊者専用の共用スペースとコワーキング機能です。1階フロアには電源付きデスクを備えた共用ラウンジがあり、PC作業やテレワーク、ちょっとした打ち合わせなどに利用できるつくりになっています。館内は無料の高速Wi-Fiをカバーしており、客室だけでなくロビー・ラウンジでも通信環境が整っています。また、宿泊者専用のウォーターサーバーが用意されており、滞在中いつでも飲み水を補給できる点も実用的です。

朝食は館内レストランでのビュッフェ形式で、毎日6:30〜9:30に提供されています。和洋の総菜やサラダ、パン、ご飯、温かい料理をそろえた「ローカルキュイジーヌ朝食」という位置づけで、北海道産食材やご当地メニューを取り入れた内容が特徴です。料金は1名1,300円（公式サイト表示・税込）で、素泊まりプランに朝食を付けられるようになっています。

長期滞在や連泊に便利な設備として、コインランドリー（洗濯機・乾燥機・アイロン・アイロン台完備）が館内に設置されています。自動販売機のほか、徒歩すぐの場所にコンビニやATMがあり、日用品や飲み物の調達にも困りません。フロントは24時間対応で、荷物預かりと荷物の計量サービスを無料で行っており、チェックイン前後の荷物保管や空港への出発前の重量チェックにも利用できます。

ホテル内に専用駐車場や提携駐車場はなく、「駐車場なし」と明記されています。車で訪れる場合は、周辺のコインパーキングを自分で利用する形となり、最寄りの時間貸し駐車場についてはフロントで案内を受ける運用です。一方で、地下鉄・空港バスの利便性が高いため、公共交通機関を使って市内・道内を動き回る滞在スタイルには適した立地と言えます。

周辺環境としては、日本三大歓楽街のひとつとされるすすきのエリアに位置し、ラーメン横丁や海鮮系の飲食店、バー・居酒屋などが徒歩圏内に多数あります。大通公園やさっぽろテレビ塔、二条市場も歩いて行ける距離で、さっぽろ雪まつりやさっぽろ夏まつりなどの会場にもアクセスしやすい立地です。ホテル公式サイトでは、「札幌の街歩きにぴったりなホテル」として、朝は市場、昼は商店街、夜はすすきので食事といったモデルコースも紹介されています。

総合すると、トラベロッジ札幌すすきのは、「すすきの駅徒歩圏のロケーション」「17㎡前後のシンプルモダンな客室」「無料Wi-Fiと電源付きデスクを備えた共用コワーキングスペース」「6:30〜9:30の朝食ビュッフェ」「コインランドリー・荷物預かり・ウォーターサーバーなどの実用的な館内設備」を備えた、機能性重視のシティホテルです。すすきの周辺で、価格と利便性のバランスを取りながら連泊・観光・出張の拠点を探している人に向いた一軒と言えます。