東横INN札幌駅北口 Toyoko Inn Hokkaido Sapporo-eki Kita-guchi 東橫INN北海道札幌站北口

東横INN札幌駅北口は、札幌市北区北6条西1丁目に建つビジネスホテルで、JR札幌駅北口から徒歩2〜3分ほどというアクセスの良さが特徴です。駅前通り沿いに立つ茶系の外観の高層ビルで、札幌駅の駅ビルや商業施設にも近く、買い物や食事、道内各地への移動の拠点として利用しやすい立地です。

総客室数は357室と案内されており、シングル・エコノミーダブル・ダブル・ツインなどのタイプを揃えています。客室はいずれもコンパクトながら、ベッドを中心に動線を確保したレイアウトで、一人旅や出張、カップルや友人同士での利用など、少人数の滞在に向いた構成です。全室ユニットバス付きで、明るい照明とシンプルな木目調の家具が基調となっており、「寝る・整える・作業する」をストレスなくこなせるつくりになっています。

客室設備は、テレビ、冷蔵庫、電気ケトル、ドライヤー、個別空調、洗浄機能付きトイレ、ナイトウェア、スリッパなどビジネスホテルとして必要なものがひと通り揃っています。インターネット環境は有線LAN・Wi-Fiともに対応しており、PC作業やオンライン会議などビジネス用途にも使いやすい環境です。フロントでの貸出備品として、電気スタンドやアイロン、変圧器なども用意されており、長めの滞在にも対応しやすい内容です。

朝食は無料のビュッフェ形式で、早朝から9時頃まで提供されています。和洋ミックスの軽朝食が基本で、ご飯やパン、サラダ、卵料理、簡単なおかず、スープ・味噌汁、コーヒーやジュースなどをセルフサービスで選ぶスタイルです。出発前に短時間で済ませたい朝にも、少し時間に余裕のある朝にも使いやすい内容で、宿泊料金に含まれるサービスとして実用性の高い朝食と言えます。

館内設備は「必要なものを過不足なく」という実用重視の構成で、会議室、ロビーのテレビ、自動販売機、ウォーターサーバー、セルフロッカー、コインランドリー（有料）などを備えています。セルフロッカーは宿泊者専用の無料クロークとして利用でき、チェックイン前後の荷物預かりや、身軽に市内観光をしたいときに便利です。コインランドリーは連泊や長期出張の利用を念頭に置いた設備で、天候の悪い日でも館内で洗濯を完結できる点が評価されています。

フロントは24時間対応で、チェックインは15時（最終チェックインは深夜帯まで）、チェックアウトは10時が基本です。到着予定時刻を過ぎる場合は連絡が必要と案内されており、遅い時間の到着でも安心して利用できます。宅配便受付やクリーニング取次、モーニングコールなどのサービスも用意されていて、出張の補助機能としても使いやすい体制です。

バリアフリーへの配慮としては、車椅子対応客室やバリアフリールーム、館内の車椅子対応トイレなどが整備されています。エレベーターや共用部の動線も含め、事前に相談すれば、段差やトイレの位置などについて具体的な案内を受けることができます。大人数向けのリゾートホテルのような広さはありませんが、必要なポイントを押さえたつくりで、高齢の方や足元に不安のある方との宿泊にも対応しやすい構成です。

アクセス面では、JR札幌駅北口から徒歩2分程度と案内されており、駅の改札からほとんど地上の移動だけで到着できます。新千歳空港からはJR快速エアポートを利用すれば、乗り換えなしで札幌駅に到着し、そのまま徒歩でホテルまで向かえるシンプルな動線です。札幌駅周辺の商業施設や飲食店、地下街へのアクセスも良好で、北海道内各地に鉄道で移動する場合にも使い勝手の良い立地と言えます。

駐車場はホテル自前の立体駐車場があり、普通乗用車を中心に決められた台数を収容できるようになっています。先着順での案内となり、車両の高さや幅、長さに制限が設けられているため、ワンボックスカーや大型車などは利用できない場合があります。立体駐車場が満車、あるいはサイズ制限に該当する場合は、周辺のコインパーキングを利用する形となり、具体的な提携状況や利用方法についてはフロントで案内を受けることができます。駐車条件は変更される可能性があるため、車で訪れる場合は事前に最新情報を確認しておくと安心です。

このように、東横INN札幌駅北口は、札幌駅北口すぐの分かりやすい立地と、357室の客室規模、無料朝食やコインランドリー、セルフロッカーなど実用的な設備を組み合わせたビジネスホテルです。華やかな付帯施設よりも、アクセスと機能性、コストのバランスを重視したい人に向いており、出張の定宿や、道内周遊の前後泊、ライブ・イベント・スポーツ観戦の拠点など、さまざまな用途に組み込みやすい一軒と言えるでしょう。