スマイルホテル札幌すすきの南 Smile Hotel Premium Sapporo Susukino 札幌薄野南微笑酒店

スマイルホテル札幌すすきの南は、札幌市中央区南7条西1丁目にある全123室のビジネスホテルです。最寄りは地下鉄東豊線「豊水すすきの」駅で、6番出口から徒歩約3分。地下鉄南北線「すすきの」駅からは徒歩約8分、「中島公園」駅からも徒歩圏内で、すすきの・中島公園エリアのちょうど中間あたりに位置します。新千歳空港からは空港連絡バスで「すすきの」下車後徒歩約10分と案内されており、公共交通機関を使ったアクセスがしやすい立地です。

ホテルは全館・全室禁煙で、タバコを吸わない人や子ども連れのファミリーでも利用しやすい運用になっています。客室はダブル54室（約14.9㎡）とツイン68室（約17㎡）が中心で、すべて洋室構成。いわゆるシングル表記はありませんが、ダブルルームを1名利用する形でビジネス出張にも対応しています。

客室設備は、シャワールーム（バスタブなし）・温水洗浄便座付きトイレ、個別空調、冷蔵庫、電気ケトル、空気清浄機・加湿器、消臭スプレー、無線LAN（Wi-Fi）などが標準装備です。バスアメニティ類はシャンプー・リンス・ボディソープ、ハンドソープ、ボディスポンジ、綿棒のほか、歯ブラシセット、ヘアブラシ、カミソリなどが用意されており、ルームウェアとスリッパ、バスタオル・フェイスタオルも客室に備えられています。全室レインシャワー完備が特徴で、「湯船は要らないのでシャワーで十分」という人向けの設備構成になっています。

ダブルルームは約14.9㎡に幅152cmのダブルベッドを1台配置したつくりで、1〜2名利用を想定したサイズです。ツインルームは約17㎡に幅100cmのベッド2台を備えており、友人同士や親子など2名利用で使いやすいレイアウトになっています。いずれの客室もシンプルで明るい内装でまとめられており、デスクスペースとコンセントが複数設けられているため、PC作業やスマートフォンの充電もしやすい環境です。

朝食は1階レストランで提供される和洋バイキングが売りで、約30種類以上のメニューをそろえています。焼き立てパンが人気とされているほか、北海道らしいメニューとしてスープカレーなどもラインナップに含まれています。営業時間は6:30〜9:30（最終入場9:15）で、料金は1,200円（税込）と案内されています。日替わりメニューもあり、連泊時でも飽きにくい内容を意識した構成です。

館内設備としては、エントランスとエレベーターにセキュリティを設けている点も特徴です。23時〜翌6時の時間帯はエントランスドアが施錠され、カードキーを持つ宿泊者のみ入館可能な仕組みになっています。また、エレベーター利用にもカードキーが必要で、宿泊者以外の客室フロアへの立ち入りを制限しています。セキュリティを重視したい一人旅やビジネス利用にも向いた仕様です。

共用設備は、自動販売機、コインランドリー、電子レンジなど、長期滞在や連泊に便利なものがひと通りそろっています。ランドリールームには電子レンジも設置されており、テイクアウトした食事を温めて部屋で食べるといった使い方も想定されています。全館Wi-Fi対応のため、ロビーや客室でのインターネット利用も問題なく行えます。

駐車場はホテル敷地内に機械式立体駐車場があり、高さ1.55mまでの車両限定・先着8台まで、1泊2,000円で利用できます。予約は不可のため、利用希望の場合は早めの到着が安心です。車両制限外や満車時には、提携先として「タイムズ中島公園」「タイムズすすきの8.4」の2か所が案内されており、いずれも1泊1,800円相当の割引が受けられるとされています。オートバイや自転車の駐輪スペースは用意されていないため、二輪車で訪れる場合は近隣の有料駐車場を自分で探す必要があります。

周辺環境としては、徒歩5分圏内にコンビニエンスストアや飲食店が多数あり、夕食やちょっとした買い物には困らない立地です。すすきの交差点・狸小路商店街方面へも徒歩圏で、夜の飲食や観光を楽しんだあと歩いて戻ることができます。一方で、ホテル自体は南7条エリアの大通り沿いに建っており、歓楽街の中心からは少し離れるため、比較的落ち着いて休みたい人にも向いたポジションといえます。

総合すると、スマイルホテル札幌すすきの南は、「豊水すすきの駅から徒歩約3分のアクセス」「全館禁煙・レインシャワー完備のシンプルな客室」「30種類以上の和洋バイキング朝食」「エントランス・エレベーターのセキュリティ」「立体駐車場と提携駐車場の用意」といったポイントを備えたホテルです。すすきの・中島公園エリアを中心に動きつつ、過度な設備よりも立地と機能性を重視したいビジネス・観光どちらの滞在にも検討しやすい一軒と言えるでしょう。