札幌東急ＲＥＩホテル Sapporo Tokyu REI Hotel

「札幌東急REIホテル」は、札幌の夜の玄関口・すすきの交差点のすぐそばに建つ、東急ホテルズのアッパーセレクト。地下鉄南北線「すすきの」駅4番出口から徒歩1分という機動力が最大の強みで、大通公園やJR札幌駅方面へも地下鉄1本でスムーズ。住所は〈札幌市中央区南4条西5丁目1〉、代表電話は011-531-0109。観光でもビジネスでも“外さない拠点”として定評があります。

客室は全575室という札幌でも大規模なスケール。スタンダードからスーペリア、約45㎡のデラックス（スイート相当）まで段階的にそろい、ひとり旅のシングル（13.8㎡）からツイン（18.0～23.4㎡）、ダブル（18㎡）まで用途に応じて選べます。全室に加湿機能付空気清浄機、温水洗浄便座、冷蔵庫、有線LAN／Wi-Fiなどを備えた“機能優先×清潔感”のつくりで、都市滞在を軽やかに支える装備感です。

チェックインは15:00、チェックアウトは11:00が基本（プランにより変動あり）。レイトチェックアウトは当日の空室状況に応じて有料延長の設定があり、会員は無料延長優待も（正午まで）案内されています。深夜着・早朝発の多い旅程でも、運用が明快で計画が立てやすいのが嬉しいところです。

朝食は1F「サウスウエスト」での和洋ビュッフェ。「北海道の“おいしい”を集めた朝食」をテーマに、実演の〈ジンギスカン焼きそば〉、いくら・海老・サーモンなどを好きに盛れる〈海鮮まかない丼〉、タコス＆ブリトー、道産子御用達・西山製麺の多加水麺で仕立てる〈函館塩ラーメン〉、十勝産4種チーズのチーズタルト、牛乳プリン、ローカルドリンクのコアップガラナやヨーグルッペまで“北海道らしさ”満載。提供は通常7:00～10:00（夏季6:30～）、料金は大人2,500円・小学生1,250円・3歳以下無料が目安です。

ランチやディナーも同レストランで展開。ランチは多彩なバイキング、夜はコースやアラカルトで“ホテル品質を手頃に”楽しめる設計で、天候が荒れやすい季節でも館内完結で食事を済ませられるのが実用的です。館内の宴会／会議機能も充実しており、ニューヨークモダンをテーマにした大宴会場は会食や同窓会、ミーティングの受け皿に向きます。

立地の“回遊性”は札幌でも屈指。夜はすすきのの海鮮・ジンギスカン・締めパフェの名店群へ徒歩数分、朝は大通公園やテレビ塔を散歩、日中は地下鉄で円山・札幌ドーム・新札幌などへ足を延ばす——という王道ルートを、ほぼ徒歩＋1～2駅の移動だけで組み立てられます。初めての札幌でも迷いづらい“地の利”が、短い滞在の満足度を底上げします。

駐車は提携や近隣駐車場の案内が中心。代表例として「タイムズステーション札幌すすきの」（南4条西6）などの周辺駐車場を公式が掲載しており、1日定額（例：当日14:00～翌12:00）での案内パターンが一般的です。繁忙期や時間帯で満車も起こるため、車利用は“先着・入庫後外出不可”など各駐車場の条件を事前に確認し、満車時の代替も想定しておくと安心です。

“ホテルでの過ごしやすさ”は装備面にも反映。全客室にナイトウェア／各種タオル、ドライヤー、湯沸かしポット、ズボンプレッサーなどの基本備品に加え、フロント横のアメニティコーナーでコーヒー・お茶セット、カミソリ、ヘアブラシ、綿棒といった“自分好みの補充”が可能。ベッド幅や部屋の広さを優先してタイプを選べば、ワーケーションの作業にも、家族旅行のベースにも違和感なくハマります。

“選び方のコツ”は3つ。①朝食の充実度が高いので、朝食付と素泊まりの総額を比較（朝のピークを避けるなら開店直後or終盤の利用が快適）、②目的に合わせて面積レンジを確保（ツイン18～23㎡、デラックス約45㎡は荷物が多い旅に安心）、③クルマ利用は提携Pの条件と入出庫制限を事前にチェック。これだけで滞在の快適さが一段上がります。

総括すると、札幌東急REIホテルは〈駅徒歩1分の機動力×575室の受け皿ד北海道推し”の朝食×実用本位の客室〉で、“短い旅でも失敗しない選択肢”。天候や季節に左右されず、夜は街へ・朝はブッフェへ・日中は地下鉄で軽快に——という札幌の王道テンポを、もっともストレスなく回せる一軒です。予約時は公式と主要OTAを横断し、チェックイン／アウトや朝食条件、駐車の扱いまで含めた“総額比較”で、自分の動線に最適なプランを押さえるのがおすすめです。