札幌エクセルホテル東急 Sapporo Excel Hotel Tokyu 札幌東急卓越大飯店

札幌エクセルホテル東急は、札幌市中央区南8条西5丁目に建つ全382室の高層シティホテルです。地下鉄南北線「中島公園」駅2番出口から徒歩約3分、「すすきの」駅からも徒歩約8分と、静かな中島公園エリアと繁華街すすきのの両方にアクセスしやすい立地にあります。JR札幌駅北口との間には無料シャトルバスも運行しており、荷物が多いときや天候が悪い日でも移動しやすいのが特徴です。

客室はスタンダード・スーペリア・デラックス・プレミア・スイートなど幅広いバリエーションがあり、最もコンパクトなスタンダードシングルでも約19㎡と、ビジネスホテル平均よりゆとりのある広さが確保されています。ツインルームは30㎡前後、ファミリールームは約44.8㎡、プレミアムスイートは約79㎡と、カップルから家族・グループまで対応しやすい構成です。全室にデュベスタイルのベッドと加湿機能付き空気清浄機を備え、全館Wi-Fi無料、有線LANにも対応しています。

客室設備は、テレビ（一般放送と有料VOD）、冷蔵庫、湯沸かしポット、ドライヤー、ズボンプレッサー、温水洗浄便座、加湿空気清浄機などが標準装備です。ビジネス利用を意識した大きめのデスクを備えたツインルームも多く、PC作業や資料広げての仕事もしやすいつくりです。一部のデラックスやファミリールームでは、バス・トイレ・洗面台がセパレートタイプになっており、小さな子ども連れや複数人での利用時にも使い勝手がよい構造になっています。

19〜20階は「プレミアフロア」として位置づけられた高層階で、スタイリッシュツインやラグジュアリーツイン、プレミアムスイートなどが配置されています。北海道の自然や大地をモチーフにしたデザインを取り入れたコンセプトフロアで、上層階からの眺望とあわせて、少しグレード感のある滞在を求める人向けのカテゴリーです。高層階確約プランなども用意されており、夜景を重視する宿泊にも向いています。

朝食は1階レストラン「ラーブル」で提供されるブッフェスタイルが名物です。営業時間は6:30〜10:00で、常時約70品を用意。北海道産ホタテの殻焼きにイクラをのせた料理や、道産素材を使ったザンギ、ミニ海鮮グラス、ハンバーガー・ホットドッグを自分で組み立てられるコーナーなど、地元の食材を取り入れたメニューが多数並びます。西山製麺の味噌ラーメン、道産ポテトサラダ、北海道牛乳やご当地ドリンク「カツゲン」、スイーツ・フルーツ類もそろい、和洋ともに選びやすい構成です。

館内には、朝食会場にもなる洋食レストラン「ラーブル」のほか、和食レストラン「からまつ」、バー「メープル」があり、ホテル内で食事や一杯を楽しみたいときにも困りません。大小さまざまな宴会場・会議室も備えており、企業研修やパーティー、披露宴、各種イベントなどビジネス用途にも使われています。スキー乾燥室やランナー向けのサービス、館内売店など、札幌観光やレジャー滞在を意識した設備もポイントです。

共用施設としては、宿泊者専用ラウンジ（主に午後の時間帯）、自動販売機コーナー、電子レンジコーナー、喫煙スペース、外貨両替機、スキーロッカーなどを用意。ラウンジではフリードリンクとWi-Fiを利用しながら簡単な作業や休憩ができます。館内各所で無料Wi-Fiが利用できるため、客室だけでなくロビーやラウンジでもオンライン環境が整っています。

駐車場はホテル敷地内に立体と平面を組み合わせた自走式スペースがあり、一般車は車幅約1.8m・長さ5mで高さ1.55m以下の区画が56台、高さ2.0m以下の区画が16台と案内されています。いずれも24時間入出庫可能で、宿泊利用の目安料金は1泊あたり1,500円（税込）。バス用スペースも4台分あり、団体利用時には事前問い合わせのうえ有料で利用できます。いずれも先着順で予約不可のため、車での利用時は早めの到着が安心です。

チェックイン開始は14:00、チェックアウトは11:00が基本です。フロントでは荷物預かり、宅配便手配、コピー・FAX、観光案内など標準的なサービスを提供。中島公園まで徒歩数分と近く、コンサートホールKitaraや豊平館、菖蒲池などの施設にもアクセスしやすいため、コンサートやイベント参加の拠点として利用されることも多いホテルです。一方で、すすきのや狸小路商店街、大通公園方面へも地下鉄や徒歩で移動しやすく、ビジネス・観光の両方に対応できる立地と言えます。

総じて、札幌エクセルホテル東急は「中島公園駅から徒歩3分」「全室19㎡以上のゆとり」「多彩な客室タイプと高層プレミアフロア」「北海道食材を取り入れた朝食ブッフェ」「敷地内駐車場と札幌駅への無料シャトル」という特徴を持つ大型シティホテルです。札幌中心部を観光・ビジネス・イベント参加などさまざまな目的で訪れる人が、「少しゆとりのある客室」と「動きやすいロケーション」を重視して選びやすい一軒と言えるでしょう。