レンブラントスタイル札幌 Rembrandt Style Sapporo 札幌倫勃朗風格飯店

レンブラントスタイル札幌は、札幌市中央区南7条西5丁目に建つ全184室のホテルで、地下鉄南北線「すすきの」駅から徒歩約5〜7分ほど、繁華街すすきのと中島公園の中間あたりに位置します。大通公園や札幌テレビ塔方面へも地下鉄や徒歩でアクセスしやすく、観光・ビジネスどちらの拠点にも使いやすいロケーションです。

2019年8月にグランドオープンした11階建ての比較的新しいホテルで、2〜11階が客室フロアです。ブランドコンセプトは「まちのとまり木」。1階には宿泊者が自由に使えるコミュニティラウンジを設け、客室は北海道の自然をイメージしたデザインでまとめられています。白を基調とした外観と、木の質感を活かしたロビー・ラウンジの内装が特徴です。

客室タイプは、セミダブル・ダブル・ツイン・トリプル・フォース・和洋室など幅広く、少人数の出張から家族・グループ旅行まで対応できる構成です。ツインルームは20㎡以上の広さがあり、ベッド2台に加えてテーブルやチャアを置けるだけのゆとりがあります。全室に壁掛けテレビと空気清浄機を設置し、各部屋に専用のWi-Fiアクセスポイントを用意しているため、動画視聴やテレワークでも比較的安定した通信環境が期待できます。

標準客室は落ち着いた色合いでまとめられ、使い勝手を重視したシンプルなレイアウトです。一方で、館内には少数ながらコンセプトルームも用意されており、森林をイメージした「Forest」ルームや、ドムドムハンバーガーをモチーフにした「DOMDOM」ルームなど、遊び心のある客室もあります。Forestルームは約31㎡で、緑色を基調とした内装や切り株をイメージしたチェアなどが特徴です。

客室設備は、バス・トイレ（温水洗浄便座）、シャワー、ドライヤー、個別空調、液晶テレビ、空の冷蔵庫、空気清浄機などが基本。アメニティは、バスタオル・フェイスタオル、ルームウェア、スリッパ、シャンプー・コンディショナー・ボディソープ、ハンドソープ、カミソリ、ヘアブラシ、ボディタオル、綿棒、お茶・コーヒー類といった内容で、ビジネスホテルとして標準的なものは一通りそろっています。

バスルームは多くの客室がユニットバスですが、一部のツインや和洋室ではバス・トイレ別タイプを採用しており、湯船につかりたい人や子連れでの利用にも配慮したつくりになっています。3・4階は喫煙フロア、その他のフロアは禁煙フロアとして分けられているため、希望がある場合は予約時にフロア指定の可否を確認するとよいでしょう。

朝食は1階レストランでの和洋ブッフェ形式で、朝7:00〜10:00（最終入店9:30）。料金は宿泊者向け前売り1,600円、当日1,800円前後と案内されています（未就学児は保護者同伴で無料）。約60種類のメニューが並び、西洋の家庭料理や和食はもちろん、北海道産の食材を使った料理や、海鮮、スープカレー、味噌ラーメンなど、札幌らしいメニューも用意されているのが特徴です。

1階のラウンジは日中から夜まで自由に使える共用スペースで、テーブル席・電源・無料Wi-Fiを備えています。フロント近くにはウェルカムドリンクのコーヒーマシンが設置されており、14:00〜24:00の時間帯は自由にコーヒーを楽しめるサービスも評判です。また、宿泊者用のパソコンとプリンター、コインランドリーもあり、出張中の簡単な資料印刷や長期滞在の洗濯にも対応できます。

駐車場は敷地内に有料駐車場があり、1泊あたり1,200円程度で利用できますが、台数には限りがあり先着順です。満車時や大型車利用の場合は近隣のコインパーキングを案内されるケースもあるため、車で訪れる予定がある場合は早めの到着か、別の駐車場候補も考えておくと安心です。

基本的なチェックイン時間は14:00、チェックアウトは11:00です。館内には大浴場や温泉施設はありませんが、比較的新しい客室と、立地・価格・朝食のバランスの良さから、札幌中心部で「きれいめのビジネスホテルをベースに、朝食もしっかり取りたい」というニーズに合うホテルと言えます。すすきの周辺で飲食や観光を楽しみつつ、落ち着いた客室で休みたい出張・観光どちらの滞在にも検討しやすい一軒です。