ラ・ジェント・ステイ札幌大通 La'Gent Stay Sapporo Odori Hokkaido

札幌中心部・大通エリアの懐に寄り添う「ラ・ジェント・ステイ札幌大通」は、地下鉄大通駅から徒歩圏、狸小路商店街やすすきのへも歩いてアクセスできる便利さと、都市の真ん中で“温泉に浸かる”非日常を両立させたアーバンリゾート。住所は札幌市中央区南2条西5丁目26-5で、散策と食べ歩きの動線づくりがしやすい立地です。館内案内やアクセスは公式で丁寧に整理されています。

象徴は、館内3階・5階に設けられた天然温泉大浴場「ぽんの湯」。太い梁が巡る高い天井、明治期の木造湯屋を思わせる和モダンの意匠、大きな提灯が醸す趣が特徴で、都心とは思えない“湯屋の時間”へと誘います。朝夕で男女が入れ替わり、趣の異なる2つの湯殿を楽しめるのも魅力。泉質は塩化物泉（弱アルカリ性）で、旅の疲れをやわらげる保温・保湿感が心地よいと評されます。

客室は全219室。2025年7月に大規模リニューアルが完了し、16タイプへ再編。多くのツインにソファベッドを備えて3名利用に対応するほか、キングベッドのスーペリアキング、最大5名で使える2段ベッドの「ラ・ジェント スタイル5」など、旅の同伴者やスタイルに合わせて選べる間取りが増えました。全室にSertaのピローソフトマットレスや55型スマートテレビを導入し、木目基調の落ち着いた内装で“都市のくつろぎ”を丁寧に整えています。

食の拠点は2階「Northern Kitchen」。大きな窓から柔らかな光が差す開放的なダイニングで、朝は和洋を織り交ぜたビュッフェ、昼はメイン＋ハーフビュッフェの軽やかな構成が好評。北海道の食材を軸に、野菜の副菜やスイーツまで過不足なく揃う“ちょうど良さ”が、観光前後の胃袋にやさしく寄り添います。

もう一つの小さな愉しみが、1階のバー「Sovereign」。木の一枚板を据えた長いカウンターに、キャプテンルームを思わせる温かな設え。街歩きの後に一杯だけ——という使い方が絵になる“隠れ家”です（営業内容は時期により変動あり）。

館内の利便も都市型らしく抜かりなし。フロアにコインランドリーや製氷機、リラクゼーションルームを備え、全館無料Wi-Fiでワーケーションにも対応。建物1階にはコンビニエンスストアが入っており、ロビー側からもアクセス可能と案内されるなど、連泊時の“暮らすように泊まる”を後押しします。

アクセス面は、地下街ポールタウンを活用すれば天候の影響を受けにくく、荷物が多い旅でも動きやすいのが強み。大通公園、テレビ塔、二条市場、すすきのといった札幌の定番スポットを一筆書きのように巡れる“ちょうどよい距離感”が、旅程の自由度を高めてくれます。

主要OTAの記載を俯瞰すると、〈立地の使い勝手／清潔感とデザイン／温泉の雰囲気／朝食の満足度〉が評価の核。Expediaは「温泉（敷地内）」「フルサービススパ」「バー」などの設備を整理し、Booking.comは「大通駅から徒歩5分」「天然温泉・レストラン・バー・全館Wi-Fi」など実務情報を明快に掲げています（掲載内容は随時更新）。

総じて本館は、〈天然温泉×ダイニング×都心立地〉の三拍子を、肩肘張らない価格帯と間取りの多様性で支える“総合点の高い”一軒。朝はやさしい光が満ちるダイニングで滋味を蓄え、昼は街へ、夜は湯へ——札幌の一日を滑らかにつなぐ宿です。改装で厚みを増した客室ラインナップと、温泉がもたらす回復力を両輪に、ビジネスにも観光にも勧めやすい都会派ステイが叶います。