KOKO HOTEL 札幌すすきの KOKO HOTEL Sapporo Susukino 札幌KOKO飯店薄野

KOKO HOTEL 札幌すすきのは、札幌市中央区南6条西6丁目に位置する全165室のホテルで、地下鉄南北線「すすきの」駅4・5番出口から徒歩約6分の場所にあります。新千歳空港からは快速エアポートで札幌駅まで約40分、その後地下鉄南北線で2駅と案内されており、道央自動車道「札幌南IC」から車で約30分というアクセスです。すすきのの中心エリアにありながら、少し西寄りに位置するため、繁華街を楽しみつつ比較的落ち着いて過ごしやすい立地と言えます。

建物は地上10階建て程度の中規模ホテルで、以前は「ホテルウィングインターナショナル札幌すすきの」として営業していた施設が、ブランド統合に伴いKOKO HOTEL 札幌すすきのとしてリブランドされた経緯があります。エントランスやロビーは木目とダークトーンを基調とした落ち着いたデザインでまとめられており、「すすきのの真ん中にある、機能重視のシティホテル」という位置づけです。

客室タイプは、スタンダードダブル・ツインを中心に、クイーンルーム、トリプル、フォースなど複数揃えられており、1〜4名までの滞在に対応しています。広さはおおむね15〜25㎡前後で、ビジネスユース向きのコンパクトな部屋から、荷物が多い観光客向けの少しゆとりあるタイプまで選択肢があります。全室禁煙で、ナノイー搭載の空気清浄機を完備しているのが特徴です。ベッドにはフランスベッド社と共同開発したオリジナルベッドを導入し、寝心地を重視した仕様になっています。

客室設備は、液晶テレビ、冷蔵庫、湯沸かしポット、個別空調、温水洗浄便座付きトイレ、高速有線LAN・Wi-Fi、といったビジネスホテルとして標準的なものに加え、加湿器・ズボンプレッサー・アイロンなどの貸出備品も用意されています。アメニティは、ボディソープ・シャンプー・コンディショナー・洗顔ソープ、歯ブラシ、カミソリ、ブラシ、タオル類、ナイトウェア、スリッパなどが基本セットで、一部はフロント横の「アメニティバイキング」から必要なものを選ぶ方式を取っています。

朝食は、2階レストランでの和洋ビュッフェ形式です。利用時間は6:30〜10:00（ラストオーダー9:30）で、料金は1人1,650円（税込）と案内されています。メニューは、ご飯・パン・サラダ・卵料理・惣菜といった定番に加え、ジンギスカンやスープカレーなど北海道らしい一品を取り入れた構成が特徴です。ドリンクバーも備えられており、コーヒーやジュースを自由に利用できます。内容は日によって変わることもあり、連泊でも飽きにくいよう工夫されています。

館内設備としては、レストラン、自動販売機、コインランドリー、クリーニングサービス、宅配便受付、ビジネス用途のPC利用（ロビー設置）などを備えています。また、高速インターネット回線は全館で利用可能なため、客室内だけでなくロビーでの作業にも対応できます。チェックインは15:00、チェックアウトは11:00が基本設定で、プランによって時間が変わる場合もあります。

駐車場は敷地内に10台分（平面4台・立体6台）の有料駐車場があり、1泊あたり1,800円（税込）、利用時間は15:00〜翌11:00までです。予約は受け付けておらず先着順のため、車での利用を考えている場合はチェックイン時刻に合わせて早めの到着を意識しておくと安心です。満車の場合は近隣のコインパーキング利用を案内する運用になっています。

周辺環境としては、徒歩圏内に飲食店やコンビニが多数あり、すすきの交差点やラーメン横丁、狸小路商店街、二条市場などの観光スポットにも歩いて行くことができます。夜はすすきので食事やバー巡りを楽しみ、翌朝は朝食ビュッフェで軽く整えてから市内観光やビジネスへ向かう、という動き方がしやすいロケーションです。札幌ドームや真駒内方面など、地下鉄で移動するエリアへのアクセスも良好です。

総合すると、KOKO HOTEL 札幌すすきのは、「すすきの駅徒歩約6分の立地」「全165室・全室ナノイー空気清浄機完備」「フランスベッド社と共同開発したオリジナルベッド」「北海道らしいメニューを含む和洋朝食ビュッフェ」「先着制の敷地内駐車場」「ビジネス・観光どちらにも使いやすい標準装備」という特徴を持つホテルです。すすきの近辺で、価格と利便性のバランスを重視しつつ、ある程度しっかりした設備のシティホテルを探している人にとって、候補に入れやすい一軒と言えるでしょう。