JR東日本ホテルメッツ プレミア 札幌 JR-East Hotel Mets Premier Sapporo JR東日本札幌METS Premier酒店

JR東日本ホテルメッツ プレミア 札幌は、札幌市北区北7条西2丁目に位置するJRグループ系ホテルで、JR札幌駅東改札・北口から徒歩約2分というアクセスの良さが特徴です。駅を出て北口側のローソンや代々木ゼミナールの入るビルを目印に進むとすぐで、地図上でも「札幌駅北口徒歩2分」の駅近ホテルとして案内されています。

建物は線路沿いの一角に建つ中規模ホテルで、JR東日本ホテルメッツの中でも「プレミア」ブランドとして位置づけられています。館内は北欧テイストを意識したアースカラー基調のデザインで、客室は柱を極力なくしたレイアウトとし、限られた床面積を有効に使った広がりのある空間づくりが特徴とされています。ビジネスホテルではありますが、シンプルさに少しデザイン性を足した雰囲気です。

客室数は204室で、ダブル・ツインを中心に複数のタイプを用意しています。全室にシモンズ社製ベッド（公式案内は「心地よい眠りにこだわったオリジナル寝具」）を採用し、眠りやすさを意識した寝具構成になっています。部屋はアースカラーの内装と木目の家具、間接照明を組み合わせた統一感のあるインテリアで、仕事用のデスク、壁掛けまたは据え置きの薄型テレビ、貴重品の収納を意識したクローゼット類をバランスよく配置しています。

大きな特徴の一つが、全室バス・トイレセパレートで洗い場付きのバスルームを備えている点です。湯船と洗い場をしっかり分けた構造で、自宅のお風呂に近い感覚で入浴できる造りになっています。トイレは独立型で温水洗浄機能付き。シャンプー・コンディショナー・ボディソープ、ハンドソープのほか、タオル類、歯ブラシ、パジャマなどの基本アメニティがそろい、必要なものは客室内でひと通り完結する構成です。

室内設備は、個別空調、冷蔵庫、電気ケトル、マグカップ、ドライヤー、加湿機能付き空気清浄機、セーフティボックスなどを備えています。インターネットは無料Wi-Fiに加え、有線LANも利用可能。テレビでは一般放送に加え、WOWOW無料視聴に対応していることが案内されており、客室で過ごす時間を重視したい人にも向いた構成です。全室禁煙で、喫煙は館内の指定喫煙スペースで行うスタイルになっています。

朝食は、北海道産の食材やご当地メニューを取り入れた和洋モーニングビュッフェ形式で提供されています。公式サイトでは「北海道のご当地グルメや海の幸を取り入れた和洋のモーニングビュッフェ」をうたっており、焼き魚や海鮮系のおかず、道産野菜を使ったサラダ、和惣菜、パン、卵料理などを並べた内容です。時間は6:30〜10:00（ラストオーダー9:30）で、早朝出発にもギリギリ対応しやすい設定になっています。

館内設備としては、フロント・ロビー、ラウンジスペース、自動販売機、コインランドリーなどを備えています。ロビー階はシンプルで落ち着いた内装で、チェックイン・チェックアウトのほか、待ち合わせやちょっとしたPC作業にも使える造りです。コインランドリーは長期滞在や連泊を想定した設備で、天候に左右されずに洗濯を済ませたい場合に便利です。フロントでは荷物預かり、宅配便受付、クリーニング取次など、ビジネスホテルとして標準的なサービスに対応しています。

アクセシビリティ面では、館内にバリアフリー客室やバリアフリートイレを設置しているとJRホテルグループの一覧で案内されています。エレベーターや共用部の動線も含め、車椅子利用や足元に不安のある人にも配慮されたつくりです。チェックインは15:00、チェックアウトは11:00が基本で、一般的なビジネスホテルよりもチェックアウト時間がやや遅めに設定されており、出発日の朝に少しゆとりを持ちたい人にも向いています。

駐車場はホテルに専用駐車場がなく、「近隣のコインパーキング等をご利用ください」と明記されています。周辺には24時間入出庫可能な時間貸し駐車場や最大料金設定のある駐車場が複数あり、車で訪れる場合も選択肢はそれなりにありますが、料金や利用条件は各駐車場ごとに異なり、変更されることもあるため、必要に応じて事前に調べておくと安心です。

総じて、JR東日本ホテルメッツ プレミア 札幌は、JR札幌駅北口徒歩2分の駅近ロケーションに、北欧テイストの落ち着いたデザイン、全室バス・トイレセパレートの客室、北海道らしい食材を使った朝食ビュッフェを組み合わせた宿です。大浴場はありませんが、「部屋のお風呂をしっかり使いたい」「札幌駅至近で少しゆったりしたビジネスホテルを選びたい」というニーズに合いやすく、ビジネス・観光どちらの拠点にも使いやすい一軒と言えます。