イビススタイルズ札幌 Ibis Styles Sapporo 札幌宜必思尚品飯店

イビススタイルズ札幌は、札幌市中央区南8条西3丁目に建つ全278室の大型ホテルで、地下鉄南北線「中島公園」駅から徒歩約2分、すすきのエリアまでも徒歩圏という立地にあります。中島公園の落ち着いた雰囲気と繁華街すすきのの両方にアクセスしやすい場所にあり、観光・ビジネスどちらの拠点にも使いやすいロケーションです。ホテル1階にはコンビニが併設されており、ちょっとした買い物や夜食の調達にも便利です。

最大の特徴は「全室30㎡以上」という札幌市内でも比較的ゆとりのある客室面積です。スタンダードクラスの部屋でも約30㎡、デラックスやファミリールームでは33㎡前後を確保しており、スーツケースを広げても余裕がある広さです。ツインベッドは幅約130cm、キングベッドは約180cmとワイドサイズが使われており、ソファセットや広めのデスクを置いても圧迫感が出にくいレイアウトになっています。ビジネス利用の一人旅からファミリーまで、人数や用途に応じて選びやすい構成です。

客室タイプは、ツイン・キングを基本とした「スーペリア」と、33㎡で定員が広い「デラックスファミリー」などがあり、トリプル・フォース利用や添い寝を含めた5〜6名までの宿泊に対応できる部屋も用意されています。ファミリー向けの客室ではスタッキングベッドやエキストラベッドを組み合わせることで、多人数でも1室にまとまりやすいのが特徴です。室内には無料Wi-Fi、加湿機能付き空気清浄機、冷蔵庫、電気ケトル、セーフティボックス、ナイトウェアなどが揃い、長めの滞在でも不便を感じにくい装備になっています。

バスルームはユニットタイプが基本ですが、浴槽はゆったりめのサイズが採用されており、客室の広さと合わせて「部屋もお風呂も広め」という評価が多く見られます。アメニティはシャンプー・コンディショナー・ボディソープのほか、歯ブラシ、タオル類、スリッパなど一通りが用意されており、フロントカウンター付近に追加アメニティを置く方式も取り入れられています。全室個別空調で、冬の寒さが厳しい時期でも室内温度を自分好みに調整できます。

朝食は2階レストランでの和洋ブッフェが基本スタイルです。約60種類のメニューを用意していると案内されており、北海道産牛乳やヨーグルト、道産食材を使った料理、パンやサラダ、デザートまで幅広く揃えています。ビジネス利用でしっかりエネルギーを取りたい人から、観光前に軽めに済ませたい人まで、自分のペースで選べる内容になっています。朝食会場は6時頃からオープンしており、早めに出発したい旅行者にも対応しやすい時間帯です。

館内設備としては、24時間利用可能なフィットネスジムがあり、ランニングマシンやエアロバイクなどのマシンが設置されています。長期滞在や出張中でも軽く体を動かしたい人にはうれしい設備です。このほか、自動販売機、コインランドリー、各階の製氷機なども備え、連泊時の利便性を高めています。ロビーは天井が高く、ソファが多めに配置された開放的なつくりで、チェックイン前後の待ち時間やちょっとした打ち合わせにも使いやすいスペースになっています。

アクセス面では、地下鉄南北線「中島公園」駅1・2番出口から徒歩約2分、JR札幌駅からはタクシーで約10分という案内です。新千歳空港からはJR快速エアポートで札幌駅まで移動し、地下鉄に乗り換えるルートが一般的で、空港連絡バスを利用して中島公園周辺で下車する行き方もあります。中島公園までは徒歩数分で行けるため、朝晩の散歩や雪景色の鑑賞、コンサートホール利用時の前後泊などにも便利です。一方、すすきの交差点方面へも徒歩10分前後の距離で、夜の食事や飲み歩きにも困りません。

駐車場はホテルすぐ横に提携の立体駐車場があり、先着順・予約不可で利用できます。収容台数や車種制限があり、満車や規格外車両の場合は近隣のコインパーキングを案内する運用です。入出庫の時間が決まっているタイプの駐車場のため、早朝・深夜に車を動かしたい場合は、事前に利用条件を確認しておくと安心です。料金や運用時間は変更されることがあるため、最新の情報は公式サイトや各種予約サイトの案内をチェックするのがおすすめです。

イビススタイルズ札幌は、「全室30㎡以上の広さ」「ファミリーやグループにも対応しやすい客室構成」「中島公園とすすきのの中間という立地」がそろった中価格帯のホテルです。大浴場やスパといった設備はありませんが、広めの客室と充実した朝食、1階コンビニ、24時間ジムなどを重視する人には使い勝手の良い一軒と言えます。札幌市内で、家族旅行や友人同士の旅行でも1室にまとまりやすく、かつ地下鉄アクセスのよいホテルを探している場合、候補に入れやすいホテルです。