ホテルリソルトリニティ札幌 Hotel Resol Trinity Sapporo 札幌三位神大酒店

ホテルリソルトリニティ札幌は、札幌市中央区大通西5丁目に建つ全304室のホテルで、大通公園に面したロケーションが特徴です。地下鉄「大通」駅2番出口から徒歩約1分、JR札幌駅からは徒歩約15分ほど。新千歳空港からは空港連絡バスの停留所がホテル前にあり、空港からそのまま乗り入れできるアクセスの良さもポイントです。

館内は「北欧デザインとGUTAIアート」をテーマにしたインテリアでまとめられており、ロビーやフロント、エレベーターホール、客室に至るまでアート作品が配されています。木の質感を生かした落ち着いた色調に、間接照明やアロマの香りを組み合わせた空間づくりが特徴で、靴を脱いでくつろぐ「シューズオフスタイル」のフロアも導入されています。オリジナルのウェルカムアロマや、低反発ポケットコイルを使ったオリジナルベッドなど、「滞在中の心地よさ」にこだわった設計です。

客室はシングル、モダレットダブル、パークサイドダブル、エコノミーツイン、パークサイドツイン、和洋室など多彩なタイプがあり、ひとり旅からファミリー、グループまで幅広い利用に対応しています。シングルは約14.5㎡、モダレットダブルは約15㎡で、ビジネス利用を意識したコンパクトなレイアウト。パークサイドダブルやパークサイドツインは大通公園側に面した客室で、公園越しの札幌中心部の景色を楽しめるのが魅力です。2階には46㎡の和洋室もあり、ベッドと畳スペースを組み合わせたゆとりある間取りになっています。

ベッドには、低反発ポケットコイルを組み合わせたリソルオリジナルのマットレスを採用しており、体を面で支えつつほどよく沈み込む寝心地が特徴です。デュベスタイルの羽毛布団と快眠枕の組み合わせで、睡眠の質にこだわりたい人にも配慮した仕様になっています。客室は全室にバス・トイレ（温水洗浄機能付き）、個別空調、テレビ、冷蔵庫、電気ケトルを備え、Wi-Fiと有線LANはどちらも無料で利用可能です。携帯充電器が全室に設置されているのも細かいポイントです。

アメニティは、シャンプー・リンス・ボディソープ、歯ブラシセット、カミソリ、ヘアブラシ、タオル・バスタオル、パジャマなど基本的なものが揃っています。最近は環境配慮の観点からロビーにアメニティバーを設置し、必要なものを必要な分だけ各自がピックアップする方式に変更されています。連泊時の清掃についても、基本はタオル交換・ゴミ回収・ミネラルウォーター補充が中心で、通常の室内清掃は4日に1回という運用になっており、希望があれば追加清掃を有料で依頼することもできます。

ホテル最上階の14階には、宿泊者専用の大浴場「パークビュースパ」があります。男女別の内湯のみですが、大きな窓から大通公園と札幌の街並みを見下ろせるつくりで、朝と夜で表情の違う景色を楽しめます。営業時間は15:00〜翌2:00と翌6:00〜10:00で、滞在中は何度でも無料で利用可能です。洗い場は各7か所ほどで、シャンプー・コンディショナー・ボディソープに加え、化粧水や乳液、クレンジングなども用意されています。温泉ではなく沸かし湯で、サウナは併設していません。

大浴場と同じ14階にはコインランドリーも設置されており、洗濯から乾燥までワンコイン程度で利用できるよう自動投入洗剤付きの機械が用意されています。長期滞在や連泊時にも館内で衣類のケアが完結するため、荷物を少なめにしたい人には便利です。館内にはこのほか、自動販売機や宅配便の取次ぎサービスなどもあり、フロントでは周辺観光や飲食店の案内にも対応しています。

朝食会場は1階のイタリアンレストラン「イルキャンティ札幌」で、約30種類の和洋ビュッフェを提供しています。イタリアンの前菜やパスタ、パンに加え、北海道産の野菜を使ったサラダや惣菜、スープなどが並びます。特製ドレッシングで知られる系列店らしく、サラダを中心にしっかり食べたい人にも向いた内容です。管理栄養士監修の「Eatwell Breakfast」として、栄養素の“見える化”にも取り組んでおり、その日の体調や好みに合わせてメニューを選びやすいよう工夫されています。

子ども連れの利用については、未就学児の添い寝は無料とされており、小学生以上は大人と同一料金です。ベッド1台・寝具1組につき添い寝できるのは1名までというルールがあり、ツインに大人1名＋小学生1名で泊まる場合、未就学児2名まで添い寝可能といった目安が示されています。ベビーベッドも台数限定で無料貸し出しを行っており、利用希望の場合は事前にホテルへ相談するかたちになっています。

アクセス面では、地下鉄南北線・東西線・東豊線が交わる「大通」駅から徒歩1分、大通公園は道路を挟んで正面にあり、市内中心部の観光やイベント参加に便利です。周囲には飲食店やカフェ、コンビニも多く、買い物や外食に困ることはほとんどありません。新千歳空港発着の空港連絡バスはホテル前のバス停に停車するため、スーツケースを持っての移動でも負担が少ないのが利点です。

駐車場はホテル併設の立体駐車場があり、収容台数は乗用車36台ほどです。予約制ではなく、当日の先着順での案内となっており、利用できるのは高さ・幅に制限のある普通車のみです。満車時や車両サイズの条件を超える場合は、周辺のコインパーキング利用を案内しており、提携駐車場は特に設けていません。駐車料金や利用条件は変更される可能性があるため、具体的な金額にはここでは触れず、実際に利用する際は公式サイトの最新情報や現地表示で確認するのが安心です。

総じてホテルリソルトリニティ札幌は、「大通公園前の便利な立地で、大浴場と機能的な客室をバランスよく備えたホテル」を探している人に向いた一軒です。地下鉄・空港バスのアクセス、大通公園ビューの客室、最上階のパークビュースパ、イタリアンレストランの朝食ビュッフェ、オリジナルマットレスを採用したベッドなどが揃っており、出張・観光どちらの目的でも検討しやすいホテルと言えるでしょう。