ホテル京阪札幌 Hotel Keihan Sapporo 札幌京阪飯店

ホテル京阪札幌は、札幌市北区北6条西6丁目に建つホテルで、JR札幌駅西改札・西口から徒歩約4分とアクセスの良さが大きな特徴です。地下鉄さっぽろ駅からも徒歩圏で、駅周辺の商業施設や飲食店街、バスターミナルなどにも歩いて行きやすい立地にあります。札樽自動車道・札幌北ICから車で約15分と案内されており、道内各地から車で移動する場合の拠点としても使いやすいポジションです。

運営側は「安全・安心・清潔・バリュープライス」の4点を軸にサービスを提供すると掲げており、駅チカでありながら比較的手頃な価格帯の宿としてビジネス・観光ともに利用されています。外観は縦に窓が並ぶ落ち着いた色調の中層ホテルで、フロントロビーはビジネスホテルらしいシンプルさの中に、明るさと機能性を意識したつくりになっています。

客室は総200室で、シングル・ダブル・ツイン・トリプルなど標準的なタイプを幅広くそろえています。全室禁煙とされており、空気清浄機や個別空調を備えた「清潔感のあるゲストルーム」を打ち出しています。設備としては、薄型テレビ、冷蔵庫、電気ケトル、デスク、目覚まし機能付き時計、Wi-Fi（無料）などを完備。バスルームにはReFa製のシャワーヘッドを導入していると案内されており、同ブランドのドライヤーも全室に備えていると紹介されています。

アメニティは、歯ブラシやカミソリ、ヘアブラシなどの一部を1階ロビーの「アメニティバー」から必要な分だけ持っていくスタイルを採用。客室内にはパジャマ（上下セパレートタイプ）やお茶セット、シャンプー・コンディショナー・ボディソープなどが用意されており、ビジネス利用でも観光でも過不足のない内容です。動画見放題のVODシステム（有料）なども用意されているため、客室でゆっくり過ごしたい人にも向いています。

館内の大きなポイントが、宿泊者専用の大浴場です。2階に男女別の浴場を備え、洗い場は男性側6カ所・女性側8カ所。利用時間は15:00〜25:00と翌6:00〜10:00に分かれており、チェックイン後の夜だけでなく出発前の朝風呂も楽しめる設定です。浴場内にはシャンプー・コンディショナー・ボディソープのほか、男湯には整髪料・フェイスケア用品、女湯にはメイク落としや化粧水・乳液などが用意されており、客室からタオル類を持参すれば身軽に利用できます。

朝食は館内レストランでの和洋ブッフェ形式が基本です。ご飯や味噌汁、焼き魚、卵料理、サラダ、パン、カレー、デザートなど、多くのホテルで定番となっているメニューを一通りそろえつつ、北海道食材や地元らしい料理を一部取り入れた構成として紹介されています。早めの出発にも対応しやすい時間帯で営業しており、ビジネス利用でも観光前でも使いやすい内容です。

共用設備としては、レストランのほか、自動販売機コーナー、コインランドリー（有料）、製氷機などを備えています。フロントは24時間対応で、荷物預かり、クリーニング取次、宅配便発送、ファックス送信、マッサージ手配といったビジネスホテルらしいサービスも用意されています。館内全域で無料Wi-Fiが利用できるため、ワーケーションや出張中のPC作業にも支障のない環境です。

駐車場は立体駐車場を備えており、乗用車が20台ほど収容可能と案内されています。車高制限があり、車高1.5mまでの区画と、2.1mまで対応可能な区画（台数限定）に分かれているため、ミニバンやSUVなど高さのある車で利用する場合は注意が必要です。満車時は提携駐車場への案内を行うとされており、利用時間帯や料金などの詳細は、時期や混雑状況によって変わるため、事前に公式サイトや宿泊プランの案内で確認しておくと安心です。

周辺環境としては、JR札幌駅周辺の商業施設（駅ビルや地下街、家電量販店など）や飲食店街が徒歩圏内に集中しており、買い物や食事の選択肢が豊富です。札幌駅から続く地下歩行空間を使えば、大通・すすきの方面への移動も天候に左右されにくく、ビジネス・観光どちらの拠点としても動きやすい立地です。ホテル公式の英語ページでも、「有名レストランやショッピングモール、観光スポットへのアクセスが良い」と説明されており、札幌市内の都市観光のベースとして位置づけられています。

チェックインは通常15:00から、チェックアウトは11:00までが基本です（一部プランで異なる場合あり）。到着日にフロントで荷物を預けてから市内観光へ出かけたり、チェックアウト後も出発時間まで荷物を預けて身軽に動いたりといった利用も想定されています。札幌駅近くで、大浴場付き・全室ReFa製シャワーヘッド＆ドライヤー・シンプルで清潔な客室といった条件を重視する場合、バランスの取れた選択肢になるホテルです。