ホテルエミシア札幌 Hotel Emisia Sapporo 札幌喜來登酒店

「ホテルエミシア札幌」は札幌の副都心・新札幌にそびえる地上31階・高さ約115mのランドマークホテル。JR新札幌駅から徒歩約3分、地下鉄東西線・新さっぽろ駅から徒歩約1分とアクセス抜群で、新千歳空港へもJR快速で約28分と移動がスムーズです。住所は札幌市厚別区厚別中央2条5丁目5-25。都心の利便性と郊外の静けさを両立した立地が魅力です。

館内は全512室の客室構成。2019年に洋室フロアを中心にリニューアルを行い、落ち着いた色調と大きな窓からの眺望が特徴です。高層階「スカイフロア」（26–29F）、中層の「ハイフロア」（18–25F）、標準の「スタンダードフロア」（5–17F）に分かれ、スイートは最大122㎡の「スカイビュースイート」まで用意。2～8名対応の幅広いラインアップで、ファミリーやグループ旅行にも重宝します。

最上階31階にある「スカイレストラン ハレアス」は、野幌原生林や千歳方面まで見晴らすパノラマビューが自慢。朝食は二部制（6:30–10:00／9:00–11:00）で、昼はブッフェ、夜はコース中心のディナーと、時間帯で異なる楽しみ方ができます。カウンター席もあり、一人旅でも使いやすいつくりです。

中国料理「仙雲」では、季節の食材を活かした本格中国料理を提供。ランチの営業状況は変動があるため、訪問前に最新の案内を確認すると安心です（当面の間ランチ休業の案内あり）。特別メニューやペアリングイベントなども随時実施され、地元食材と眺望を一度に味わえる食体験が整っています。

地下1階のリラクゼーション施設「スパ・アルパ」は、約2,000㎡の広さを誇る日帰り温浴＆ラウンジ。入浴（12:00–24:00、最終入場23:00）やラウンジ、各種リラクゼーションメニューを館内で完結でき、タオルやアメニティも完備。宿泊者は優待料金（2025年4月改定：大人1,300円、小学生以下850円）で利用できます。毎週木曜は「Spa Day」で一般料金が半額になる特典も。

なおスパ・アルパは【2025年10月29日（水）～12月26日（金）】に改装休業が予定されています。滞在中に温浴施設を目的とする場合は、この期間を避けるか、代替プランを検討しましょう。ホテル公式の最新告知で日程をご確認ください。

館内設備はブライダル、大小宴会場・会議室、ショップのほか、各階に自動販売機などを備えるシティホテル仕様。フロントは24時間対応で、手荷物預かりやコンシェルジュサービスも提供。Wi-Fiは全館無料、ビジネス利用でも快適に過ごせます。

アクセス面の利点も群を抜きます。新札幌はJR・地下鉄・バスターミナルが集まる交通結節点で、サンピアザやデュオなどの大型商業施設、サンピアザ水族館・青少年科学館も徒歩圏。札幌中心部（大通・札幌駅）へは地下鉄やJRで乗換えなく約15～20分で到達でき、観光と仕事の両方を効率良くこなせます。

駐車場は敷地内に屋内自走式の用意があり、1泊1,000円目安（入出庫自由・台数制限あり／車高制限あり）。満車時や車両サイズによっては近隣パーキングの案内となる場合があります。車での来訪は、道央道・札幌南IC／大谷地ICから約8～10分が目安です。

客室アメニティは基本をしっかり押さえ、冷蔵庫、電気ケトル、無料ボトルウォーター（プランにより）、加湿空気清浄機などを装備。和室や和洋室、ファミリールームを選べば、小さな子ども連れでも靴を脱いで過ごせる安心感があります。2025年3月からは客室の禁煙化を段階的に進める方針が告知されており、より快適な環境づくりが進行中です。

朝食ブッフェは「眺望×北海道グルメ」で高評価。公式の料金・提供内容はシーズンで改定があるため最新情報の確認を推奨しますが、エッグ料理や道産野菜・海の幸など、北海道らしさを取り入れたラインナップが並びます。OTA上でも「朝食満足度」「眺めの良さ」へのレビューが目立ちます。

総評として、ホテルエミシア札幌は「移動のしやすさ」「景観の良さ」「スパとダイニングの充実」が三位一体となった郊外型のシティホテル。中心部の喧騒からほどよく離れつつ、鉄道と空港アクセスは強力という“いいとこ取り”の一軒です。高層階の夜景や最上階レストラン、広々としたスパを旅の主役に据えたい方、家族やグループで滞在の自由度を重視する方に特におすすめできます。