ホテルブーゲンビリア札幌 Hotel Bougainvillea Sapporo

札幌中心部・狸小路7丁目アーケードの真ん中に立つ「ホテルブーゲンビリア札幌」は、地下鉄大通駅・すすきの駅の双方から徒歩圏という絶好のロケーションにあるビジネスホテルです。地下歩行空間（チ・カ・ホ）と地下街ポールタウンを乗り継げば、雪や雨の日もほぼ濡れずに到着でき、観光・出張どちらの拠点にも使い勝手がよいのが最大の魅力。住所は札幌市中央区南2条西7丁目、狸小路アーケード内という分かりやすさもポイントです。

客室はシングル（12～13㎡、セミダブルベッド幅122cm）とツイン（17～18㎡、シングルベッド幅95cm）の2タイプを中心に、いずれもユニットバス付き。空の冷蔵庫、温水洗浄便座、テレビなど必要十分な設備を備え、無料Wi-Fiにも対応します。冷暖房は季節運転（客室内では風量調整のみ）という運用で、ビジネスユースでも一人旅でも過不足のない“ちょうど良さ”が特徴です。アメニティはタオル類やシャンプー類のほか、歯ブラシ・カミソリ・ヘアブラシ・綿棒・ガウンを2階ロビーのアメニティコーナーで受け取るスタイル。細やかな必要性に応じて、ズボンプレッサーや携帯充電器、延長コード、加湿器、毛布などの貸出品も用意されています。

館内はシンプル＆機能的。2階フロント前のロビーには無料のウェルカムコーヒーが用意され、ちょっとした打ち合わせや外出前後の一息に便利です。自動販売機は1F・2F・5Fに設置。氷はフロントで無料提供、クリーニング手配や宅配便の発送も受け付けています。コインランドリーはありませんが、有料のランドリーサービスが頼めるので長期滞在でも安心。1階テナントには自然派の「Natural Food Dining LOHAS」も入り、軽食やカフェ利用に重宝します。

運用面では、フロント24時間対応で深夜到着でも安心。チェックインは15:00、チェックアウトは10:00が基本で、到着前・出発後の荷物預かりにも対応してくれます。全館無料Wi-Fi、客室でのインターネットも無料。子連れ利用は「添い寝1名まで（年齢により取扱いあり）」の明確なポリシーが示されており、家族旅にも間口が広い印象です。駐車場は館内にないため、車の場合は近隣コインパーキングの利用が前提。狸小路アーケード内という立地ゆえに、公共交通や徒歩移動と相性が良いホテルと言えるでしょう。

“寝に帰る”だけではもったいないのが、このホテルの立地力。狸小路商店街を東西に歩けば、食事・買い物・土産探しがワンストップで完結。大通公園や北海道庁旧本庁舎、すすきの界隈のグルメ街も徒歩圏に収まり、札幌らしい街歩きを詰め込めます。路面電車の停留所も近く、冬のイルミネーションや夏のイベント時期など、季節ごとの札幌を軽やかに楽しみたい人にうってつけです。

客室数は全51室。2020年5月に全客室をリニューアルしており、ベッドや内装の清潔感、使い勝手の良さが好評です。OTA上のクチコミでも、スタッフの親身な対応やロケーションの利便性が評価され、コストを抑えつつ中心街に滞在したいニーズにぴたりとはまります。

予約は公式サイトのほか、大手の予約サイトでも取り扱いがあります（Booking.com、Agoda など）。OTA経由なら旅程管理やポイント活用の利便性、公式サイトなら最新の館内情報やお知らせに直接アクセスできる点がメリット。用途や好みに応じて使い分けるのが賢い選択です。

最後にアクセスのまとめ。新千歳空港からはJR快速エアポートで札幌駅へ、地下鉄南北線に乗り換えて大通駅から徒歩8～10分。大通駅からは地下街ポールタウン～狸小路アーケードを通れば、天候に左右されない動線でホテルへたどり着けます。札幌の主要スポットに手が届く“ちょうど良い距離感”と、必要十分な設え。ホテルブーゲンビリア札幌は、旅の機動力を高めたい人にすすめたい、堅実でバランスの良い一軒です。