コートヤード・バイ・マリオット札幌 Courtyard by Marriott Sapporo

「コートヤード・バイ・マリオット札幌」は、札幌・中島公園エリアに2024年7月23日に開業した、マリオット・インターナショナルの“コートヤード”ブランドとして北海道初進出のアッパーセレクトホテルです。客室数は全321室。デザインテーマは“自然と都市の共生”で、北海道の自然から着想を得たマテリアルや色調を随所にちりばめ、都会の利便性とリゾートの寛ぎを両立しています。

立地は豊平川の東側、中島公園の目前。最寄りの地下鉄「中島公園」駅から「さっぽろ」駅までは約8分とアクセス軽快で、すすきの・大通方面へも徒歩圏という“静けさと利便性”のバランスが絶妙です。住所は〈札幌市中央区南10条西1丁目1-57〉。周辺は公園散策やリバーサイドのランに好適で、観光と日常の境界を心地よくまたぎます。

客室はキング／ツインを中心に、スタンダードからスイートまで幅広く配置。上質なベッド、レインシャワー（一部客室は浴槽あり）、ワークステーション、コーヒー＆ティーメーカー、冷蔵庫などを備え、現代的な“旅＋仕事”のリズムに応える仕様です。木や石のテクスチャを取り入れたインテリアは、落ち着いたニュートラルカラーで統一され、長めの滞在でも疲れにくい居住性を確保しています。

館内の粋は、ラウンジとオールデイダイニングの二本柱。「THE LOUNGE」（1F）は暖炉が象徴的な寛ぎ空間で、アフタヌーンティーやアメリカンビストロの軽やかな皿、ローカルブランドのドリンクを展開。開放的な吹き抜けとモダンな意匠が、昼は打ち合わせ、夜は一杯のバー使いまで受け止めます。

「Substance」（2F）はライブベーカリー併設のセミオープンキッチンが見どころ。朝は6:30〜10:30のブッフェで道産素材を生かし、ランチ11:30〜14:30、ディナー17:00〜22:00は各国料理のエッセンスと北海道キュイジーヌを交差させたメニューを提供します。個室やパーティープランも用意され、ビジネスの会食から家族の記念日まで幅広く対応可能です。

ウェルビーイングの設備も充実。宿泊者は24時間オープンのフィットネスを無料で利用でき、トレッドミルやフリーウエイトで“旅のルーティン”を崩さずに過ごせます。加えて、館内には“モダン・ジャパニーズ”の温浴施設（銭湯＝Sentoの意匠）を併設。街歩きの後に汗を流してから部屋で整える——そんな旅の所作を取り戻せるのが魅力です。

「中島公園」「狸小路」「大通公園」ほか、札幌の定番スポットは徒歩＋地下鉄でスムーズに回遊可能。藻岩山や円山動物園など近郊のアクティビティにもアクセス良好で、季節のイベントやスキー滞在のベースにも活躍します。ホテル公式の“Nearby Things To Do”では、滞在のヒントになる周辺情報が整理されています。

基本サービスはグローバル水準。無料Wi-Fi、24時間対応のフロント、ラゲッジサポートに加え、館内バー＆レストランの使い勝手も良好。駐車場は有料のプライベートパーキング枠が案内されており、レンタカー派でも拠点化しやすい運用です（詳細・料金は予約時に要確認）。

開業間もない施設ゆえに、客室コンディションや清潔感に関する評価は高水準。OTA上でも「設備の新しさ」「快適なベッド」「朝食の満足度」「地下鉄アクセスの良さ」への言及が目立ちます。中心部にありながら公園隣接で静けさを確保している点も、ビジネス・レジャー双方に受け入れられている理由です。

滞在のイメージはこうです。朝はSubstanceで道産食材のブッフェを少しずつ試し、日中は中島公園〜豊平川の散策や市内観光へ。夕刻は温浴施設でリフレッシュし、夜はTHE LOUNGEで軽やかな一杯。ベッドに身を沈めたら、翌朝はまた“旅と日常の中間”のような時間が始まる——そんな“ブレジャー（Business＋Leisure）”の拠点としてしっくりくる一軒です。

価格は需要に応じてダイナミックに変動します。マリオットの公式サイト（会員料金や特典）とOTA各社で、朝食の有無・キャンセル条件・駐車・子ども同伴ポリシーまで含めた総額比較を。最新の営業情報（レストラン営業時間・提供形式）は公式ページ／ダイニングサイトで随時更新されるため、出発前にチェックしておくと安心です。

総括すると、コートヤード・バイ・マリオット札幌は〈公園隣接の静けさ×都心アクセス×新しい食と滞在体験〉が三位一体になった“今の札幌らしさ”を体現するホテル。ひとりの出張から週末のご褒美トリップ、家族旅行まで、過不足ない機能と心地よいデザインで旅の満足度を底上げしてくれます。