BIZCOURT CABINすすきの Bizcourt Cabin Susukino 薄野比茲考特小屋膠囊酒店

BIZCOURT CABINすすきの（ビズコートキャビンすすきの）は、札幌市中央区南5条西5丁目・ASIL SAPPOROビル4階にある男性専用のカプセルホテルです。札幌市営地下鉄南北線「すすきの」駅4番出口から徒歩約3分、東豊線「豊水すすきの」駅からも徒歩圏で、すすきの中心街ど真ん中という立地です。夜の飲食や観光を楽しんだあとも歩いてすぐ戻れるポジションで、繁華街利用を重視したビジネス客や一人旅に使いやすい宿です。

コンセプトは「Cozy compact Hotel」。リーズナブルな価格帯で居心地の良さを目指した“進化系カプセルホテル”として紹介されており、館内は全158室のキャビン（カプセル）で構成されています。施設は男性専用で、館内は全室禁煙。チェックインは16:00、チェックアウトは10:00で、連泊の場合も10:00〜16:00の清掃時間帯はキャビン内に滞在できず、外出またはラウンジ利用が基本ルールです。

客室にあたるキャビンはA・B・Cの3タイプがあり、ベッドサイズはすべて98×190cmで統一されています。A・Bタイプは約3㎡、Cタイプは約4㎡と若干ゆとりがあり、Cタイプは段差のない「段なし」タイプとして案内されています。キャビン内には19インチテレビ、コンセント2口、ヘッドフォン、ティッシュ、スリッパ、館内着、ハンガー、消臭スプレーなどを備え、鍵付きワードローブ（ロッカー）が別に用意されます。飲食・喫煙・携帯電話の通話はキャビン内禁止で、ラウンジや化粧室側で行う運用です。

シャワー設備は共用で、大浴場はあえて設けていません。シャワーブースは16:00〜翌2:00と5:00〜10:00に利用でき、シャンプー・コンディショナー・ボディソープ、シェービングフォームなどが備え付け。サウナも同じ時間帯で利用可能で、汗を流したい人向けの設備として機能しています。カプセルホテルとしては比較的しっかりしたサウナ設備がある一方、湯船に浸かる入浴はできないため、「シャワー＋サウナで十分」という人向けのスタイルといえます。

館内には宿泊者専用ラウンジがあり、5:00〜翌2:00までフリースペースとして開放されています（6:30〜9:00は朝食時間帯）。ラウンジには無料Wi-Fi、テーブル席やカウンター席、漫画コーナー、セルフカフェコーナー、電子レンジ、自動販売機などがあり、仕事をしたり、観光情報を調べたり、コーヒーを飲みながらくつろいだりと、使い勝手の良い空間になっています。ラウンジからはすすきのの街並みが見下ろせる窓側席もあり、夜の時間を過ごす場所としても利用されています。

朝食については、館内ラウンジでの「モーニングカフェ」（6:30〜9:00）を基本としつつ、現在は事前予約制で、朝食付きプラン利用者は系列の「ホテルルートイン札幌中央」のレストランでブッフェ形式の朝食を取る運用になっています。ラウンジにはセルフのコーヒーマシンや給湯器があり、コーヒーは夜間まで無料で楽しめる時間帯も設けられています。朝食内容や提供場所はプランや時期により変わることがあるため、実際の利用時は予約プランの説明を確認するのが安心です。

共用設備としては、洗面・トイレブースが多数配置されているほか、有料のコインランドリー、宅配便受付、ファックス送信サービス、各種クレジットカードやQR決済対応など、ビジネスホテルに近い機能を備えています。館内着とタオル類は標準提供で、耳栓販売などの細かなサービスもあり、初めてのカプセル利用者にも分かりやすい案内が整えられています。全館Wi-Fi対応のため、ノートPCを持ち込んで作業するワーケーション的な使い方も可能です。

駐車場はホテル専用の用意がなく、車利用の場合は周辺コインパーキングの利用が前提となります。すすきの中心街に位置するため、徒歩圏にコンビニや飲食店は多数あり、外食・買い物には困りません。地下鉄を使えば大通・札幌駅方面、中島公園方面へも数分〜十数分で移動できるため、札幌市内の観光・出張の拠点としても動きやすい立地です。

総じて、BIZCOURT CABINすすきのは、「すすきの中心街・駅徒歩約3分の好立地」「男性専用・全158キャビンのカプセルホテル」「シャワーブース＋サウナ」「長時間利用できるラウンジと無料Wi-Fi」「系列ホテルと連携した朝食運用」といった特徴を持つ施設です。個室ではなくカプセルで十分、価格と立地を重視したい、サウナ付きの男性専用カプセルを探している、といったニーズに合いやすい宿と言えるでしょう。