ANAクラウンプラザ札幌 by IHG ANA Crowne Plaza Sapporo By IHG 札幌全日空皇冠假日酒店-洲際飯店集團旗下

ANAクラウンプラザ札幌 by IHGは、札幌市中央区北3条西1丁目に建つフルサービス型のシティホテルで、JR札幌駅から徒歩7〜8分、地下鉄さっぽろ駅21・22番出口から徒歩約1分の場所にあります。創成川通り沿いに立ち、北海道庁旧本庁舎（赤れんが庁舎）や札幌市時計台、大通公園、さっぽろテレビ塔など主要観光スポットへも徒歩圏という、ビジネスと観光のどちらにも動きやすい立地です。

客室は約400室超の規模があり、シングル・ダブル・ツインを中心に、プレミアムフロアやスイートルームなど多彩なタイプをそろえています。ツインルームの比率が高く、カップルや友人同士、親子での利用にも組み立てやすい構成です。上層階のスイートは2024年にリニューアルされ、84㎡前後の広さにベッドルームとリビングを分けたつくりで、ミニバーや特別アメニティを備えたワンランク上の滞在向け客室として案内されています。

スタンダードやコンフォート、デラックス、プレミアムといったカテゴリー別に客室が用意され、コンフォートやデラックスタイプではシモンズ社製ベッド、加湿機能付き空気清浄機などを全室に導入しているとされています。設備は液晶テレビ、冷蔵庫、電話、個別空調、温水洗浄機能付きトイレ、セーフティボックス、有線・無線インターネット（無料）などが一通りそろい、ビジネスユースから家族旅行まで使いやすい内容です。

バスルームにはバスタブ、シャンプー・コンディショナー・ボディソープ、タオル類、歯ブラシ、ナイトウェアなどの基本アメニティを完備。快適な睡眠をサポートするアイテムとして、アロマオイルやアイマスク、入浴剤なども用意していると紹介されており、出張や観光の疲れを客室でしっかりリセットできるよう配慮されています。また、プラスチック使用量削減の取り組みとして、一部アメニティをロビー設置や提供方法の見直しに切り替えるなど、環境面の配慮も進めています。

朝食は2階の「ALL DAY DINING MEM（メム）」で提供される和洋ブッフェが中心です。和食・洋食に加え、北海道スープカレーやコーンスープ、道産ポテトやザンギ、十勝産豚肉を使ったメニューなど、北海道らしい料理を含む80種類以上の品目が並ぶと案内されています。ライブキッチンでは卵料理の実演も行われ、好みの卵料理を出来立てで味わえるのが特徴です。口コミでも「品数が多く、道産食材を楽しめる朝食」として語られることが多いブッフェです。

館内のレストラン・バーは7店舗を展開しており、ブッフェレストランのほか、鉄板焼レストラン「石狩」、和食處「雲海」、夜景を望める「スカイラウンジ サッポロビュー」など、利用シーンに応じて選べる構成になっています。記念日ディナーや接待向けのコース、北海道産日本酒をそろえた和食、バーでのナイトキャップなど、宿泊以外の目的でも使われることを意識したラインナップです。アフタヌーンティーも人気。

宴会場・会議室も複数フロアにわたって配置され、企業の会議やセミナー、パーティー、各種イベントなどに対応しています。チャペルを含むウエディング関連施設や、リラクゼーションサロン、宿泊者が利用できるフィットネスコーナー、館内ショッピングアーケードなども備え、いわゆる「泊まるだけ」のホテルではなく、館内で完結する滞在スタイルも組み立てやすいフルサービス型の構成になっています。

駐車場はホテル直下の地下2〜3階に機械式および平面駐車スペースを備え、約90台前後を収容可能と案内されています。入口はホテル正面側にあり、高さ制限はおおむね1.9m前後とされています。宿泊・レストラン・宴会など利用目的ごとに条件が異なるため、利用時間帯や料金体系の詳細は公式サイトや宿泊プランの案内で最新情報を確認しておくと安心です。

サービス面では、24時間対応のフロント、荷物預かり、クリーニング取次、宅配便受付、マッサージ手配など、都市型ホテルとして標準的な機能を備えています。全館で無料Wi-Fiが利用でき、ビジネスでのオンライン会議やリモートワーク、観光情報の検索にも支障のない通信環境が整っています。チェックインは15:00頃から、チェックアウトは11:00頃までが基本とされており、到着前後の荷物預かりを活用すれば、時間を有効に使った札幌滞在がしやすいホテルです。