ANAクラウンプラザ札幌 by IHG ANA Crowne Plaza Sapporo By IHG

「ANAクラウンプラザホテル札幌（ANA Crowne Plaza Sapporo）」は、JR札幌駅から徒歩約7分、地下鉄東豊線さっぽろ駅21番出口から徒歩約1分という都心ど真ん中のロケーションに立つIHG系アッパークラスホテルです。地上26階・地下3階、客室数は412室。札幌駅・大通・テレビ塔・時計台・赤れんが庁舎が徒歩圏に収まり、ビジネスはもちろん観光の拠点としても機動力が高いのが魅力です。住所は〈札幌市中央区北3条西1丁目2-9〉。

チェックインは15:00（最終24:00）、チェックアウトは11:00。全館無料Wi-Fi、24時間ビジネスセンター、外貨両替、モーニングコール、ドライクリーニング取次など、都市型の基本機能をしっかり装備。IHG公式でも「禁煙ホテル」「館内レストラン5〜6店舗」「フィットネスセンター」「敷地内駐車場」などが明記されており、国際ブランドらしい安心感があります。

客室はスタンダード（約21〜37㎡）、プレミアム（42㎡）、スイート（82㎡）まで幅広いラインナップ。ベッドタイプもシングル／ダブル／ツイン／クイーン／キングと用途に合わせて選べます。加湿空気清浄機やデスク、マルチ充電環境、深めのバスタブ（一部）、快適な寝具など“休む・整える・働く”をバランスよく支える装備が整っており、連泊でもストレスが少ない造りです。

朝食はバリエーションの豊富さが特長。館内にはビュッフェ主体の「オールデイダイニングMEM」、和朝食の「和食處 雲海」、アメリカンブレックファストなど複数の朝食会場があり、旅程や気分に合わせて選べます（営業形態・時間は時期で変動）。MEMの朝食は6:00〜10:00の実施で、世界の料理・スイーツを織り交ぜたブッフェが人気です。

ダイニングは計6〜7店舗を擁し、昼夜も“館内完結”が可能。代表格は〈オールデイダイニングMEM〉、目の前で焼き上げる〈鉄板焼「石狩」〉、個室も備える〈和食處「雲海」〉、寿司店〈鮨処 清平（英語サイト表記：SUSHI KIYOHIRA）〉、カフェ〈MINAMO〉、そして高層階から市街を望む〈スカイラウンジ サッポロビュー〉。道産食材や地元ウイスキーを組み合わせたメニューが好評で、記念日利用や会食にも対応します。

アクセスはJR札幌駅から地上・地下の双方でアプローチしやすく、悪天候時も動線が取りやすいのが利点。地下鉄は東豊線・南北線双方への乗り換えが容易で、市内各所への移動がスムーズ。空港からはJR「快速エアポート」で札幌駅まで約40分→徒歩が王道ルートです。

駐車場は地下2・3階にあり、1泊2,000円で入出庫自由（高さ制限1.9m／台数制限あり）。車での周遊でも拠点にしやすい運用で、満車時は近隣駐車場の案内となります。周辺はコンビニ・大型商業施設・オフィス街が混在し、ちょっとした買い物や夕食スポット探しにも困りません。

館内設備・サービスは、大小の宴会場・会議室、ブライダル施設、各種ショップまでフルスペック。ビジネスイベントや学会、家族の節目行事にも使える“器の大きさ”がこのホテルの強みです。IHG One Rewards会員なら、宿泊や館内利用でポイントが貯まり、上級会員特典の恩恵も受けられます。

レビュー傾向を見ると、「札幌駅からの近さ」「朝食の満足度」「スタッフのホスピタリティ」への高評価が目立つ一方、繁忙期は朝食会場が混み合うことや、客室の広さ・年式感に関する指摘も散見。とはいえ総合満足度は高く、価格帯とのバランスに“納得感がある”という声が多い印象です。

おすすめの滞在像は、〈駅近×多彩な朝食×夜景のバー〉を活かした“都心ショートトリップ”。朝はMEMや雲海でしっかり栄養補給、日中は徒歩＋地下鉄で市内を回遊、夜はスカイラウンジで札幌の灯りを眺めつつ一杯——という定番コースがよく似合います。出張の前後泊から家族・カップルの記念日、小グループの会食まで、幅広いシーンで“失敗しない拠点”として頼れる一軒です。