風連湖｜根室市
野付郡別海町

野付風連道立自然公園内にある海跡湖。南から延びる春国岱と北から延びる走古丹の2つの砂州でオホーツク海と隔てられ、2ヶ所の開口部で海と繋がる汽水湖。多くの渡り鳥の飛来地、中継地として利用されており、280種類の鳥類の中には、オジロワシ、オオワシ、クマゲラ、シマフクロウ、タンチョウなどの希少種が含まれる。海の恵みも豊富で、ホッキ、アサリ、氷下魚、ワカサギなどの漁が行われている。2005年にラムサール条約登録湿地「風蓮湖・春国岱」として登録。2016年に環境省が選定した、日本の生物多様性保全上重要な湿地（略称 重要湿地）No.027「風蓮湖，春国岱，温根沼および周辺湿原群」の選定範囲内。