北海道・札幌 株さんぽとは
はじめに
はじめまして、「北海道・札幌 株さんぽ」の管理人の道民インです。
長いデフレが終わりインフレ時代に突入し、日本円が目減りしていくなかで株式投資を始めた方は多いのではないでしょうか。私自身は社会人になってすぐに始めたのですが、個別株をいくつか買ったあとは投資信託の積立を設定してほぼ放置。株価チャートを眺める時間は人生の寿命を削っているだけだと思っていたので、あまり真剣に向き合ってきませんでした。
私が東京から札幌に移り住んだのは、コロナが蔓延する直前の2020年1月のこと。移住してすぐに街の人出は減り、それ以前の「本当の札幌」を知らないまま過ごしていました。
狸小路の山岡家三兄弟
やがて長い長いコロナ禍が明けたころ、狸小路商店街4丁目に異変が起きました。札幌発祥のラーメンチェーン・山岡家が新規出店し、山岡家の系列店が3軒横並びになったのです。いわゆる「山岡家三兄弟」です。
「ああ、そんなに人気なんだ」と眺めていたわけですが、今になってふと考えてみます。丸千代山岡家(3399)が3店舗目の「味噌ラーメン山岡家」出店に関するお知らせをIRとして発表した2023年6月30日の翌営業日以降に、100万円分の株を買っていたとしたら、今頃どうなっていたでしょう?
現在の株価(2026年3月17日終値)は約3,505円。IR翌営業日に株価600円で買えていたとすると、100万円が約584万円になっていた計算です。
まさか、札幌市民で山岡家のラーメンが好きなのに、山岡家の株を持っていないわけがないですよね。え、私ですか?もちろん、持ってませんよ。
訪日客でにぎわうオニツカタイガー
次に、札幌パルコの1Fに、札幌駅前通に面するオニツカタイガーの路面店があります。コロナが明けて訪日観光客が戻ってくると、どう見ても以前より盛況で、通りがかるたびに店内の活気が増しているのが手に取るようにわかりました。
では、オニツカタイガーブランドを持つアシックス(7936)の株を、2023年1月末に100万円分買っていたとしたら?
2年ぶりに現地で開催されることになったさっぽろ雪まつりが始まる直前の2023年1月末の株価終値は767.5円。そして現在の株価(2026年3月17日終値)は4,402円。もし100万円を投資していたら、約574万円になっている計算です。
札幌駅前通をよく歩く方は、もちろんアシックスの株を買いましたよね?え?私ですか?もちろん、持ってませんよ。
いつも混んでいる札幌パルコのスシロー
コロナ禍が明けて、札幌パルコのスシローに行くと、日本人客はもちろん、訪日観光客が順番待ちをする光景が珍しくなくなりました。「わざわざ何時間もかけて飛んできて、札幌でスシロー?」と思わなくもないですが、北海道のスシローは確かに美味しいですし。
では、スシローを運営するFOOD & LIFE COMPANIES(3563)の株を2023年1月末に100万円分買っていたら?
2023年1月31日の終値は3,400円。現在の株価(2026年3月17日終値)は約9,471円。計算すると、100万円が約278万円になっていた計算です。
札幌パルコでスシローをよく食べる方は、もちろんスシローの株を買いましたよね?私ですか?もちろん、持ってませ…
地方都市・札幌のスケール感は素晴らしい
札幌は地方都市です。東京から来た私にとって、札幌の魅力やいいところはいくつもあります。そのひとつが、街の規模が大きいということです。
例えば、東京の中央線沿線には中野・高円寺・荻窪といった駅があります。それぞれの街は魅力的ですし、新宿まで電車で数分の利便性は申し分ないですが、それぞれの駅前規模を比べると、札幌・大通の方が圧倒的に大きい。百貨店ひとつとっても、大丸・丸井今井・三越と3店舗も集まっているわけですから。
さらに面白いのが、札幌は観光都市としての側面も強いため、インバウンドの動きが街を歩くだけでリアルに感じられるという点です。オニツカタイガーは先ほど触れましたが、4丁目のドン・キホーテはもはや日本人客より訪日客のほうが多いほど。そして狸小路5丁目ではドラッグストアの戦国時代が真っ最中で、サツドラ・コクミン・ダイコク・ツルハ、さらにはビックカメラまでが訪日客向けの店舗を出してきました。
札幌の街だからこそ気づくこと
ご存知でしょうか、わかもと製薬の「強力わかもと」。私は映画『ブレードランナー』が好きで、雪が舞い多様な言語が飛び交う冬の札幌はまるでブレードランナーの世界のようだと感じるのですが、その狸小路のサツドラで、映画にも登場する強力わかもとが台湾人・香港人の方々に圧倒的な人気を誇っているんです。お店に入って階段を下りたらすぐの場所に大量にありますが、コロナ明け以降は指定席になっています。
株式銘柄としての強力わかもとが良いか悪いかは別として、この発見は、例えば「東京都下のドラッグストアではまずわからない」ことだと思います。インバウンドが多い札幌だからこそ気づける視点があるのです。
もちろん、最新のトレンドや街や駅単位での比較など、東京にあって札幌にないこともあるでしょう。ですが、地方都市でインバウンドが多い札幌だからこそ気づくこともあるのです。
このサイトについて
つまり言いたいのはこういうことです。札幌の中心部(札幌駅〜大通エリア)を歩くだけで、日本経済のざっくりとした体温が感じられるのではないか、ということです。言い過ぎかもしれませんが、そういう都市は全国でも数えるほどしかないでしょう。
そこで、普段札幌を歩くときに役立つよう、上場企業と関係するスポットをまとめたマップを作ってみました。各銘柄の詳細な指標は証券会社や株探やIRBankなどをご覧いただくのが一番なので、リンク集も各銘柄のページ末尾に付けています。
まあ、あくまでも、お酒でもコーヒーでも片手にマップを見ながら「へぇ~、登別グランドホテルって、内航船の栗林商船なんだ。え、札幌の老舗の札幌グランドホテルや札幌パークホテルって、フジ・メディア・ホールディングスなんだ」みたいな、酒の肴みたいに使っていただければ幸いです。
さいごに
「株さんぽ」という言葉は、個人投資家アクティビストの田端信太郎さんのYouTubeを見て知りました。田端さんの番組を制作されている中山さんという方と東京の街を散策しながら、サンリオやバンダイナムコなどの投資アイデアを見つけていく回を観て、「これ、札幌でもできるのでは」と思ったのがきっかけです。
もし「この銘柄もそうですよ」「いや、もうここはちがいますよ」という銘柄やスポットがあれば、ぜひ教えていただけると嬉しいです。
なお、特定の銘柄をおすすめするものでは一切ありませんので、投資は自己責任でお願いします。というか、これを言ったら元も子もないですが、TOPIXに連動するETFか手数料の安い投資信託を買って放置しておくのがいいと思います。
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