まず覚えたい10語
100 語
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あ行
あおたん
あざ
「転んで足にあおたんできた」転んで足にあざができた
あきあじ
秋に産卵のため川をのぼる鮭、塩鮭
「あきあじの季節になったね」秋の鮭の季節になったね
東北でも言います。
あずましい
心地良い、快適
「この部屋はあずましいね」この部屋は居心地がいいね
「あずましくない」(落ち着かない)の形でもよく使います。
あずる
車が雪道でスリップしたり雪にはまったりして動けない、手こずる
「雪にはまってあずった」雪にはまって動けず、手こずった
あたる
配られる、もらえる
「お菓子、みんなにあたった?」お菓子、みんなにもらえた?
あめる
食べ物がいたむ、腐る
「このごはん、あめてるわ」このごはん、いたんでいるよ
あやつける
かっこうをつける
「あやつけて歩いてるね」かっこうをつけて歩いているね
主に函館周辺の言葉とされます。
いずい
体に異物感や違和感があって不快、落ち着かない
「コンタクトがずれて目がいずい」コンタクトがずれて目がゴロゴロする
目だけでなく、服や靴が合わないときなどにも使います。
いたましい
惜しい、もったいない
「まだ食べれるのに、いたましいべさ」まだ食べられるのに、もったいないでしょう
いっちょまえ
一人前
「いっちょまえのこと言うようになったね」一人前のことを言うようになったね
北海道だけの言葉ではなく、国語辞典にも載っています。
うだで
たいそう
「今日はうだでしばれるな」今日はたいそう冷え込むな
主に沿岸部の言葉とされます。
うるかす
ふやかす
「食べ終わった茶わん、うるかしといて」食べ終わった茶わんを、水につけてふやかしておいて
おがる
背が伸びる、成長する
「しばらく見ないうちにおがったね」しばらく見ないうちに大きくなったね
おここ
つけもの、おしんこ
「ごはんにおここ出そうか」ごはんにつけものを出そうか
おぞい
粗末である、良くない、くたびれている
「おぞい靴だけど、まだはけるよ」くたびれた靴だけど、まだはけるよ
おだつ
調子に乗る、ふざける
「おだってるとケガするよ」調子に乗っているとケガするよ
おっかない
怖い
「あの坂、凍るとおっかないよ」あの坂は凍ると怖いよ
北海道だけの言葉ではなく、国語辞典にも載っています。
おっちゃんこ
座る
「ここにおっちゃんこして」ここに座って
主に小さな子どもに向けて使います。
おばんです
こんばんは
「おばんです、お元気でしたか」こんばんは、お元気でしたか
おんこ
イチイの木
「庭のおんこの実が赤くなったね」庭のイチイの実が赤くなったね
か行
かいべつ
キャベツ
「かいべつ刻んでくれる?」キャベツを刻んでくれる?
最近はあまり聞かれなくなったとも言われます。
がおる
具合が悪くなる、やつれる、弱る
「風邪ですっかりがおってしまった」風邪ですっかり弱ってしまった
がす
濃い霧、霧
「今日はがすで前が見えないね」今日は霧で前が見えないね
特に道東の太平洋岸の海霧を指して使います。
かっちゃく
ひっかく、かきむしる
「蚊に刺されたとこ、かっちゃかないの」蚊に刺されたところをひっかかないの
かっぱがす
ひっくりかえす、めくる、はがす
「コップかっぱがしちゃった」コップをひっくりかえしちゃった
資料によって意味に幅があり、「勢いよくこぼす」とするものもあります。
かでる
仲間に加える
「おれもかでて」ぼくも仲間に入れて
「かぜる」とも言います。
かまかす
かきまぜる
「焦げないように鍋かまかして」焦げないように鍋をかきまぜて
がんび
しらかばの木・皮
「がんびで火をつける」しらかばの皮で火をつける
きかない
気が強い、気性が荒い
「あの子はきかないからね」あの子は気が強いからね
げっぱ・げれっぱ
最下位
「かけっこ、げっぱだった」かけっこは最下位だった
けっぱる
がんばる
「もうひとふん張り、けっぱるべ」もうひとふん張り、がんばろう
こぐ
深い雪ややぶをかき分けて進む
「ひざまで雪こいで歩いた」ひざまである雪をかき分けて歩いた
国語辞典にも載っている言い方で、雪国でよく使います。
ごしょいも
じゃがいも
「ごしょいもたくさんもらったよ」じゃがいもをたくさんもらったよ
こそばい
くすぐったい
「そこさわられるとこそばい」そこをさわられるとくすぐったい
北海道だけの言葉ではなく、国語辞典にも載っています。
こっぱづかしい
恥ずかしい
「みんなの前で言うのはこっぱづかしいわ」みんなの前で言うのは恥ずかしいよ
ごっぺかえす
大失敗する
「大事なとこでごっぺかえした」大事なところで大失敗した
「ごっぺがえす」とも言います。
こまい
細かい、小さい
「こまいお金ある?」細かいお金はある?
背が低いという意味でも使います。
こわい
疲れてきつい
「雪はねしたら、なまらこわい」雪かきをしたら、とても疲れた
「恐ろしい」ではなく「疲れた」の意味です。
ごんぼほる
だだをこねる、意地を張る
「ごんぼほってないで帰るよ」だだをこねていないで帰るよ
さ行
〜さる
意図せずひとりでに〜してしまう、思うように〜できる
「ボタン押ささった」(押すつもりはなかったのに)ボタンが押されてしまった
「押ささらない」(うまく押せない)のようにも使います。
ざんぎ
下味をつけた唐揚げ
「今晩はざんぎにするかい」今晩は唐揚げにしようか
主に鶏肉ですが、他の肉や海鮮にも言います。
したっけ
そうしたら、じゃあ(軽い別れのあいさつ)
「したっけ、また明日ね」じゃあ、また明日ね
したっけね
バイバイ、またね
「したっけね、気をつけて」またね、気をつけて
しばれる
厳しく冷え込む、凍る
「今朝はしばれたねえ」今朝は厳しく冷え込んだねえ
東北でも言います。
しゃっこい
冷たい
「この水、なまらしゃっこい」この水はとても冷たい
〜しょ
〜でしょう
「そんなの無理だしょ」そんなの無理でしょう
じょっぱる
強情をはる
「じょっぱってないで謝りなさい」強情をはっていないで謝りなさい
津軽弁の「じょっぱり」でも知られます。
じょっぴんかる
鍵をかける、戸締りをする
「出かけるときはじょっぴんかってね」出かけるときは鍵をかけてね
すっかい
酸っぱい
「このみかん、すっかいな」このみかんは酸っぱいな
すったら
そんな
「すったらこと言わないで」そんなことを言わないで
た行
たいした
とても、非常に、たいそうな
「これ、たいしたうまいね」これはとてもおいしいね
たくらんけ
ばかもの
「このたくらんけが」このばかものが
だはんこく
わがままを言って騒ぐ、駄々をこねる
「お店でだはんこくんじゃないよ」お店で駄々をこねるんじゃないよ
子どもに限らず使います。
ちょす
からかう、触る
「それ、ちょさないで」それに触らないで
ちょっきり
ちょうど、きりがいい
「ちょっきり千円だね」ちょうど千円だね
北海道だけの言葉ではなく、国語辞典にも載っています。
つっぺ
栓
「鼻血出たから鼻につっぺして」鼻血が出たから鼻に栓をして
てっくりかえる
ひっくりかえる
「バケツがてっくりかえった」バケツがひっくりかえった
とうきび
とうもろこし
「ゆでたてのとうきび、うまいよ」ゆでたてのとうもろこしはおいしいよ
どかゆき
大雪
「朝からどかゆきで車が出せない」朝から大雪で車が出せない
北海道だけの言葉ではなく、国語辞典にも載っています。
どさんこ
北海道生まれ・出身の人、北海道産の馬
「どさんこだから寒さには強いよ」北海道生まれだから寒さには強いよ
どちらいか
どういたしまして
「いやいや、どちらいか」いえいえ、どういたしまして
どんぱ
同い年、同級生
「あの人とはどんぱなんだ」あの人とは同い年なんだ
な行
ないち
北海道以外の日本
「ないちから来たの?」本州から来たの?
主に本州を指して使います。沖縄でも使う言葉です。
なげる
捨てる
「このごみ、なげといて」このごみを捨てておいて
「投げる」ではなく「捨てる」の意味です。
なして
どうして
「なしていつも遅れるのさ」どうしていつも遅れるの
なまら
とても
「なまらうまい」とてもおいしい
なんぼ
いくら
「これ、なんぼ?」これはいくら?
北海道だけの言葉ではなく、国語辞典にも載っています。
なんも
いえいえ、気にしないで、なにも
「なんもなんも、気にしないで」いえいえ、気にしないで
お礼やお詫びへの返事によく使います。
ねまる
座る
「こっちにねまって」こっちに座って
資料によっては「横になる、楽な姿勢をとる」とされています。
ねゆき
春まで溶けずに残る雪
「そろそろねゆきになるかな」そろそろ春まで残る雪になるかな
全国で使う標準語でもあります。
は行
はく
手袋を着ける
「手袋はいていきなさい」手袋を着けていきなさい
ばくる
交換する
「このおかず、ばくらない?」このおかずを交換しない?
ばったする
倒れる、倒産する
「あの店、ばったしたらしいよ」あの店は倒産したらしいよ
はんかくさい
ばかげている、みっともない、間が抜けている
「はんかくさいこと言ってないで」ばかげたことを言っていないで
ひっぺがす
はがす
「シールをひっぺがす」シールをはがす
北海道だけの言葉ではなく、国語辞典にも載っています。
ぶすいろ
打撲でできるあざ、その濃い青紫色
「ぶつけたとこ、ぶすいろになった」ぶつけたところが青紫のあざになった
ふっつける
くっつける
「シール、ふっつけといて」シールをくっつけておいて
〜べ、べや、だべさ
〜でしょ(確認・同意)、〜しよう(勧誘)
「そろそろ行くべ」そろそろ行こう
「いいべさ」(いいでしょ)のようにも使います。
ぼう
追う、追い払う
「カラスをぼって追い払った」カラスを追いかけて追い払った
「ぼる」とも言います。
ぼっこ
木の棒
「ぼっこ振り回したらあぶないよ」木の棒を振り回したらあぶないよ
ほっちゃれ
産卵を終えて弱った鮭、気の抜けた様子や人
「川にほっちゃれが上がってた」川に産卵を終えた鮭がいた
ま行
まかす
こぼす
「お茶まかしちゃった」お茶をこぼしちゃった
まかなう
身支度する
「早くまかなって、出かけるよ」早く身支度をして、出かけるよ
まてに
丁寧に
「もっとまてに洗いなさい」もっと丁寧に洗いなさい
「まめに」の意味でも使います。
みったくない
見苦しい、みっともない、美しくない
「その格好、みったくないよ」その格好はみっともないよ
むくれる
拗ねる
「叱られてむくれてる」叱られて拗ねている
北海道だけの言葉ではなく、国語辞典にも載っています。
むったり
いつも、常に
「むったり同じこと言ってる」いつも同じことを言っている
主に沿岸部の言葉とされます。
むりくり
無理矢理
「むりくりかばんに詰めこんだ」無理矢理かばんに詰めこんだ
東北の一部でも言います。
めふん
鮭、鱒の腎臓の塩辛
「めふんは酒に合うね」鮭の腎臓の塩辛はお酒に合うね
めんこい
かわいい
「めんこい赤ちゃんだねえ」かわいい赤ちゃんだねえ
もちょこい
くすぐったい
「わきの下はもちょこいからやめて」わきの下はくすぐったいからやめて
や行
やっこい
やわらかい
「このパン、やっこいね」このパンはやわらかいね
やむ
痛む(歯が痛い)
「歯がやんで眠れない」歯が痛くて眠れない
やめれー
やめろ
「もうやめれー」もうやめろ
ゆきはね
除雪
「朝からゆきはねで腰がやむわ」朝から雪かきで腰が痛いよ
ゆるくない
容易でない、厳しい、つらい
「毎日のゆきはね、ゆるくないわ」毎日の雪かきは楽じゃないよ
よしかかる
寄りかかる
「壁によしかかって寝てた」壁に寄りかかって寝ていた
ら行
リラびえ
ライラック(リラ)が咲くころの一時的な寒さ
「今日はリラびえだね」今日はライラックのころの寒さだね
方言というより、渡辺淳一の作品で広まったとされる季節の言葉です。
るいべ
凍らせた魚(特に鮭)の刺身
「るいべで一杯やるべ」凍らせた鮭の刺身で一杯やろう
アイヌ語に由来する言葉です。
わ行
わや
酷い、めちゃくちゃ、だめ
「雪で道路がわやだわ」雪で道路がめちゃくちゃだよ
もっと知りたいとき
- 北海道弁の学習(中標津町)
- 北海道方言辞書(weblio辞書)
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意味や使い方は、地域や世代によって違うことがあります。例文は使い方の一例です。